abduction(アブダクション)

2023年1月26日 (木)

heuristics としての「数学」について( or 数学は科学か?)/ On "mathematics" as heuristics (or Is mathematics a science?)

 数学がトートロジー tautology であるにも関わらず、「発見法的 heuristic」に強力なのは、

1)多次元で複雑な「思考 thinking」を、演算化(算術化)し、一次元の記号列に次元低下するので、著しく「思考経済 Thinking economy (Denkökonomie)」的だからです。

 中学受験では、「つるかめ算」をよく「面積図」化しますが、中学数学でいったん連立方程式の手法に慣れると二度と以前の解法に戻れなくなるのも、方程式の「思考経済」効果の一例です。

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2022年12月25日 (日)

Proof of Origin for "Modernity"

If we look back on the history of modernity, there is no doubt that the era of modernity in which all mankind is now living was created by Westerners as a platform. Non-Westerners are living a modern life on that platform, using various formats created by Westerners. This is a reality and a fact that we have no choice but to do so, whether we like it or not, good or bad. Universities, institutions of higher education (one of the platforms), and the academic and other resources that are researched and produced there on a daily basis are no exception.

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「Modernity」の原産地証明

  Modernity の歴史を回顧するならば、いま全人類が暮らしている Modernity という時代は、欧米人が、その platform を作ったことは疑いようがありません。非欧米人はその platform の上で、欧米人が創出した様々な format を利用して、modern な生活を営んでいます。これは、好き嫌い or 善い悪い、に関わらず、そうせざるを得ない現実であり事実です。大学という高等教育機関(platformのひとつ)やそこで日々研究され、生産されている学術等の resources もその例外ではありません。

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2022年10月 3日 (月)

高1数Aの使い道(新型コロナ感染症へのアプローチ)/Consider COVID‑19 using high school mathematics(1)

 文科省による、現在の指導要領では、高1数は、ⅠとAに別れております。数Ⅰは、2次方程式、2次関数、三角比、データ処理(統計)となっています。数Aは、確率、図形、整数、ですね。

 この中で、高1生の皆さんを最も悩ませているのは、「確率」ということになるのではないでしょうか。その中でも、独立試行、反復試行、条件付き確率、というのが難所となっているように思われます。

(2)をpostしました。ご笑覧いただければ幸甚。

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2022年8月30日 (火)

荘子、ニーチェ、湯川秀樹/ Zhuangzi, Nietzsche and Yukawa Hideki

 たまたまかも知れませんが、よく似た言葉だったので、集めてみました。

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2022年3月 9日 (水)

混沌の海を渡る/ Crossing the Sea of Chaos

 未知の対象を既知にする方法、すなわち探求の方法論(Methodology of Inquiry)について、既に幾度か本ブログでも触れて来ました。

※本ブログのカテゴリー「知識理論」「abduction」をご参照頂ければ幸甚。

 ここで一つのmetaphorを試してみます。

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2021年10月10日 (日)

満場一致と多数決 ―ものの決め方の歴史ー〔日経新書/1980年〕

以下、amazonレビューへの投稿をこちらへもpostしておきます。

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2021年7月22日 (木)

トクヴィル史観から内藤〔湖南〕史観へ/ From the Tocqueville view of history to the Naito view of history

 内藤湖南〔1866(慶応2)年‐1934(昭和9)年〕は、トクヴィル(Alexis de Tocqueville)〔1805(文化2)年‐1859(安政6)年〕が没して7年後に生まれています。強いて共通点がある様にも思えなかったのですが、彼等は人類史の modernity の特徴づけに関しては、ほぼ同様な歴史観を有していたようです。以下、アブダクション史学の一つの試みです。

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2021年5月17日 (月)

世界は驚きで満ちている/ The world is full of wonders

 中学生の皆さんの中には、理科や社会で困っているひとも多いでしょう。理科は得意でも社会がどうも苦手だとか、社会は暗記で乗り切れるけど理科の物理・化学分野がサッパリとか。でも困っているのは実は中学生のあなただけではありません。大人だって困っているのです。それはどういうことでしょうか。

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2021年5月11日 (火)

Historical court as abduction(アブダクションとしての歴史法廷)

 The new coronavirus epidemic has been going on for more than a year now. Contrary to our initial expectation, it has continued unabated, so it cannot be called very dramatic, but we must say that it is a pandemic in the history of humanity in the 21st century.

※本記事は、私の「複雑系理論歴史学」のアウトライン Outline of "complexity theory on history ": 本に溺れたい」2020/04/13、の英語版です。
※参照 → 過去を探索する学問モデル Thinking model that explores the past: 本に溺れたい

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