概念史(Begriffsgeschichte)

2022年2月15日 (火)

Collapse of Social Order and Salvation of the Individual

 In a new book by the late Masahide Bito, he writes,

※This article is an English translation of "社会秩序の崩壊と個人の救済/Collapse of Social Order and Salvation of the Individual: 本に溺れたい"20140818 (Supported by DeepL Pro).

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2021年5月27日 (木)

「あなた」の概念史(Begriffsgeschichte)

※ 改題しました。旧題は「あなた、が語るもの」です。

「あなた」とは言っても、半世紀も前のJPOP「あなた」1974年(作/歌,小坂明子)、ではありません。代名詞としての「あなた」のことです。

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2021年2月27日 (土)

「百姓」は農民(peasant / farmer)ではない/ "Hyakusho" is not a peasant or a farmer

 以下の、
故網野善彦の指摘も、日本史における「概念史Begriffsgeschichte」の作業と言っていいでしょう。

網野善彦『歴史を考えるヒント』2001年新潮文庫、より

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2019年2月18日 (月)

樺山紘一編著『現代歴史学の名著 』1989年中公新書(後編②)完結

後編①からの続きです。

 ようやく、本書のご紹介が完結します。最後の紹介は以下の五点です。私の読後の雑感は、本記事最下段に記載します。
18.ホブズボーム『反抗の原初形態 』
19.テイラー『第二次世界大戦の起源 』
20.フーコー『言葉と物 』
21.ヴェントゥーリ『啓蒙のユートピアと改革 』
22.ウィリアムズ『コロンブスからカストロまで 』

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2017年5月19日 (金)

鎌倉時代に「鎌倉《幕府》」は存在しない

 「江戸《幕府》」や「徳川《幕府》」なる語彙が当事者たちの自称ではないことは勿論、当時の第三者からの呼称でもなく、徳川19世紀中頃における政治的意図が込められたものであったことは、弊blogでも幾度か記事化した(本記事末尾、参照)。すると当然、「鎌倉《幕府》」なる語彙を使った鎌倉時代人たちも皆無であろうと容易に推測できる。以下はそれに関連するevidence の二例。

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2016年6月16日 (木)

日本史学における概念史の嚆矢

 ドイツ国制史で鍛えられてきた概念史 Begriffsgeschichte 。それに類することは、自覚的でないならばこれまでにも幾つかある。例えば、網野善彦が「百姓」は peasants ではなく、common people の意味だ、と発言しだしたのはおそらく1980年代後半からだと思う。

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2013年4月14日 (日)

「資本主義」と「社会主義」の概念史

 もう8年も前に、「資本主義 capitalism」を巡っての概念史的探索をこのブログで記事化した。

「資本主義」なる言葉
「資本主義」なる言葉(2)
「資本主義」なる言葉(3)

 元々、大学院時代、自分のHPに記載したものだから、元記事は十数年前に書いていた(たぶん2000年頃)。ただし、8年前は下記の書があることは全く知らなかった。

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2013年4月10日 (水)

日本史における概念史アプローチ(2)

 前回記事以外にも参照可能な弊ブログ記事を思いついたので、リンクをつけておく。

〔参照1〕徳川幕府の対外的な自称: 本に溺れたい

〔参照2〕下記の本も、概念史アプローチの一つだろう。
宮村治雄 『日本政治思想史―「自由」の観念を軸にして』放送大学教育振興会
; 新訂版 (2005/03)

〔参照3〕"Begriffsgeschichte" & "history of ideas": 本に溺れたい

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日本史における概念史アプローチ

 歴史学上の概念の形成を史的に再検討し跡付けしたうえで、その概念の使用がアカデミズムにおいて持たざるを得ない一種の《政治性》を明示する学知的作業。これが概念史だとすれば、それを日本史学において陽表的に実行しているのは下記だろう。

 弊ブログでも何度となくお世話になっている。改めて、典拠と弊ブログ記事の対応を示しておこう。

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2012年1月26日 (木)

系統樹思考は歴史学的思考か?

三中信宏『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』講談社現代新書(2006年)

 当方、歴史学の斬新な方法論に強い関心があり、本書を繙いた。本記事の最下段にある目次を見ていただければその可能性を感じるのは私だけではないだろう。 で、読了後、今ひとつすっきりしない。

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