Creativity(創造性)

2022年9月 1日 (木)

未発の潜勢力としての「Chaos 混沌」/ "Chaos" as an unexploited potential force

荘子、ニーチェ、湯川秀樹/ Zhuangzi, Nietzsche and Yukawa Hideki: 本に溺れたい

を読んで改めて考えてみたのは以下のことです。

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2022年8月31日 (水)

"The Creativity of Scientists" by Yukawa Hideki (May 1964)

◆Persistence is a necessary condition (pp.339-41)

 (omission) In short, learning itself is an obsession. In short, studying itself is an obsession. All people who aspire to study must have had that kind of obsession, but how strong that obsession is and how obsessive it is differs from scholar to scholar. However, how strong or how vindictive they were does not necessarily mean that they would succeed. There are people who do not succeed no matter how vindictive they are. (omission) Being vindictive is certainly a necessary condition. But it is also certainly not a sufficient condition.

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「科学者の創造性」湯川秀樹(1964年5月)

・必要条件である執念深さ(pp.339-41)

 (中略) 要するに学問することそれ自体が執念です。執念深く、つまり、なにか執念にとりつかれてやっている。いやしくも学に志す人はみんな、それだけの執念をもっておったに違いないのでありますが、その執念がどのくらい強いか、どのくらい執念深いか、これは学者によって違う。しかし、執念深いから成功するとはかぎらない。いくら執念深くても成功しない人もありますね。(中略) 執念深いということは確かに必要条件だと思います。しかし、十分条件でないことも確かです。

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2022年8月29日 (月)

「具象以前」湯川秀樹(1961年1月)

 人生のもっとも大きな喜びの一つは、年来の希望が実現した時、長年の努力が実を結んだ時に得られる。私のような研究者にとっては、長い間、心の中で暖めていた着想・構想が、一つの具体的な理論体系の形にまとまった時、そしてそれから出てくる結論が実験によって確認された時に、最も大きな生きがいが感ぜられる。しかし、そういう瞬間は、私たちの長い研究生活の間に、ごくまれにしか訪れない。私たちの人生のほとんど全部は、同じようなことのくりかえし、同じ平面の上でのゆきつもどりつのために費やされてしまう。日々の努力によって、相当前進したつもりになっていても、ふりかえってみると、結局、同じ平面の上の少し離れたところにきているにすぎないことを、あまりにもしばしば発見する。一つの段階からもう一つ上の段階に飛びあがれるのは、それこそ天の羽衣がきてなでるほどに、まれなことである。

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2021年5月19日 (水)

日本の教育システムは、「成功」かつ「失敗」である

 日本の公教育は、健康保険制度や母子手帳と同じような制度性能で、成功しています。その一方で、エリート教育は失敗していると言えそうです。

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2021年5月10日 (月)

孔子様とマイケル・ポラニー

 「伝える」ことは「伝わった」ことでしょうか。教育業界に身を置いているといつも悩みます。科学哲学者であるマイケル・ポラニーはこう言ってます。

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2021年2月 5日 (金)

反ジェネシスとしてのブリコラージュ論/ Bricolage as anti-Genesis

 標題は、フランソワ・ジャコブ『可能世界と現実世界』1994年みすず書房Francois Jacob, The Possible and the Actual (Jessie & John Danz Lectures))、のamazonレビューに付したものです。弊ブログ記事の他篇と同工異曲ですが、一応こちらにもupしておきます。

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2020年9月25日 (金)

文科省の大学院政策における失敗/ Failure in MEXT's graduate school policy

 弊ブログ記事「西村玲氏(2016年ご逝去)を追悼いたします/ In memory of Mr. Ryo Nishimura (died in 2016) 」にコメントを頂きました。既に、コメント欄で応答を投稿したのですが、コメント欄ではもったいないと思い直し、改めて記事化して、再掲することと致しました。

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2020年9月23日 (水)

西村玲氏(2016年ご逝去)を追悼いたします/ In memory of Ms. Ryo Nishimura (died in 2016)

 以下、遅ればせの追悼記事です。

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2020年6月20日 (土)

塩沢由典『増補 複雑系経済学入門』2020年5月ちくま学芸文庫(3)

(2)より

◆書評2 「天上の科学」から「地上の科学」へ

 本節では、「第2部 科学知のパラダイム転換」を論評します。

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