文学

2020年1月 8日 (水)

漱石『こころ』はゲイ小説である

 憤激される方はいらっしゃるかも知れませんが、この小説文中の章句を見ればそれ以外に解釈の仕様がない、と私には思われます。

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2020年1月 3日 (金)

漱石文学のマーケット

 私は、以前の記事

私がこの小説を読むのに難儀した最大の理由は、漱石の描写する「ああでもない」「こうでもない」という内省的、倫理的な彷徨に辟易したからです。《「男」の腐ったの》みたいな、グチグチした心の呟き。これが私には肌が合いませんでした。

と書きました。しかし、ある知友の示唆で少し思い直しました。そこで軽くリサーチした結果が下記です。

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2020年1月 2日 (木)

夏目漱石『こころ』1914年岩波書店〔補遺〕

 漱石の『こころ』は、結局のところ、作品として私の「こころ」を打つことはありませんでした。それにも関わらず、忘れがたい章句があります。

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2020年1月 1日 (水)

高校国語の教材におけるジェンダー問題

 どなたも、夏目漱石「こころ」、森鴎外の「舞姫」、中島敦「山月記」の、いずれかを高校国語の教科書で読まされた経験があるかと思います。私は、鴎外の「舞姫」でした。文庫も買っちゃいました。

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2019年12月31日 (火)

夏目漱石『こころ』1914年岩波書店

 ふとした気まぐれで、漱石の『こころ』を読みました。恥ずかしながら、初めての『こころ』体験です。

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2019年12月 8日 (日)

かつて神様は日本語を廃せ、と告げられた〔2〕

〔1〕より。

 少なくとも、下記の小論における志賀の愚かさは、来年(2020年)の小学校・英語授業を開始する文部科学省と同水準の愚劣さだと考えます。

志賀直哉「國語問題」『改造』27(4), p.94-97 (1946年4月号)
志賀直哉「國語問題」『志賀直哉全集』第7巻. 東京 : 岩波書店, 1974, p.339-343

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2019年8月13日 (火)

蘇軾 玲瓏山に登る

 以下、串田久治/諸田龍美『ゆっくり楽に生きる漢詩の知恵』学習研究社2004年2月、より

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2019年6月17日 (月)

現代日本人は「徳川日本」を1%しか知らない

 国文学者中野三敏氏は、これまでの氏の徳川期の和本調査の体験から、現代日本人が各図書館や書店でアクセス可能な、活字に翻刻された徳川期のタイトル数は、実際に徳川期に流通していた和本総タイトル数の1%弱ではないか、と推測しています。中野三敏氏がそう考える根拠は、下記のようなエピソードを幾度も経ているからです。

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2019年5月27日 (月)

江戸人の「本居信仰」(2)

 前回の補遺です。

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2019年4月15日 (月)

別世界の消息

 柳田国男は、「天然の禁色(きんじき)」という造語で、この世のものとは思われない色は、かつて「別世界の消息」であったと語ります。

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