明治

2020年6月23日 (火)

徳川元禄期の「小学校」

「小学」(1187年成立)とは、朱子が門人の協力を得て編纂した、儒学入門書です。明治「学制」において、初等教育機関を「小学校」と命名したのは、このテキスト名に因みます。明治期に欧化が進行したという印象論の一枚の下で、実は朱子学化が本格的に進んだということです。以下、その evidence。

続きを読む "徳川元禄期の「小学校」"

| | コメント (0)

2020年5月 5日 (火)

徳川文明の消尽の後に(改訂版)/After the exhaustion of Tokugawa civilization (revised)

 徳川慶喜は、大正2年(1913年)11月22日に没しました。享年76歳。1868年の時点で、彼は31歳ででした。すると、不本意ながら人生の過半を、明治コンスティテューション(Meiji constitution)下で彼は過ごしたことになります。さて、そうすると、慶喜は江戸人なのでしょうか、それとも明治人なのでしょうか。

続きを読む "徳川文明の消尽の後に(改訂版)/After the exhaustion of Tokugawa civilization (revised)"

| | コメント (0)

2019年11月11日 (月)

岡義武『山県有朋 明治日本の象徴 』2019年岩波文庫

 近時、文庫化されましたので、レビューをamazonに投稿しました。ご参照頂ければ幸甚です。

続きを読む "岡義武『山県有朋 明治日本の象徴 』2019年岩波文庫"

| | コメント (0)

2019年5月25日 (土)

神社、demos(凡夫たち)kratia(支配)のためのagora(広場)

 J.C.ヘボン、和英語林集成、1886(明治19)年、にこうあります。

続きを読む "神社、demos(凡夫たち)kratia(支配)のためのagora(広場)"

| | コメント (0)

2019年5月12日 (日)

「左翼 left wing」の語源について

 21世紀の日本において、ほぼ死語となった感がある、「左翼」。

続きを読む "「左翼 left wing」の語源について"

| | コメント (0)

2017年7月 3日 (月)

明治日本の《米国化》

 明治九年二月、昭憲皇太后(明治皇后)は先にその開校式に行啓した「東京女子師範学校」に、以下の歌を下した。

続きを読む "明治日本の《米国化》"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月17日 (水)

日本社会の構造転換(4)

ヒルネスキー様の、日本社会の構造転換(3)に頂いたコメントに10か月ぶりに応答します。

続きを読む "日本社会の構造転換(4)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月24日 (木)

徳川期の「天皇機関説」

①「本条(明治憲法第4条のこと:引用者注)ハ此憲法ノ骨子ナリ。抑憲法ヲ創設シテ統治ヲ施スト云フモノハ、君主ノ大権ヲ制規ニ明記シ、其ノ幾部分ヲ制限スルモノナリ。又君主ノ権力ハ制限ナキヲ自然ノモノトスルモ、已ニ憲法政治ヲ施行スルトキニハ其君主権ヲ制限セザルヲ得ズ。」
憲法草案枢密院会議筆記(明治21年6月18日午後の条)、
鳥海靖『日本近代史講義』東大出版会(1988) 、p.228

続きを読む "徳川期の「天皇機関説」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月21日 (金)

坂野潤治『日本憲政史』東京大学出版会(2008年)

■内容に関して
 簡単な見通しを得たい方は、後に掲げる書評1)を、ここ数年矢継ぎ早に出ている坂野氏の他の著作と関連させながら、詳しく辿りたい方は、2)をご覧戴きたい。

■なにゆえ「憲政史」?
「本書では、憲法起草運動と国会開設運動、解釈改憲論(天皇機関説)と普通選挙運動(民本主義)の双方を含んだものとして「日本憲政史」を定義したい。」
本書、序章、p.6

 書名を換言するなら、「近代日本における民主制 democracy の発達」か。

続きを読む "坂野潤治『日本憲政史』東京大学出版会(2008年)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月22日 (日)

徳川文明の消尽の後に

 徳川慶喜は、大正2年(1913年)11月22日に没した。享年76歳。1868年の時点で、彼は31歳であった。すると、不本意ながら人生の過半を、明治コンスティテューション下で彼は過ごしたことになる。さて、そうすると、慶喜は江戸人なのであろうか、それとも明治人なのであろうか。

続きを読む "徳川文明の消尽の後に"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

abduction(アブダクション) Adam Smith Aristotle Bertrand Russell Carl Schmitt cinema Collingwood David Hume feminism / gender(フェミニズム・ジェンダー) Football Gottfried Wilhelm Leibniz Henri Bergson Hermeneutik(解釈学) Immanuel Kant Isaiah Berlin John Stuart Mill Jose Ortega y Gasset Jules-Henri Poincare Katherine Mansfield Max Weber Neocon(ネオコン) PDF Peak oil pops pragmatism René Descartes Shinji Kagawa singularity(シンギュラリティ) sports Stephen Toulmin Strange Fruit Thomas Hobbes 「国家の品格」関連 お知らせ ももいろクローバーZ イスラム ハンセン病 ミメーシス 三島由紀夫 与謝野晶子 中世 中国 中野三敏 仏教 佐藤誠三郎 備忘録 古代 古典(classic) 古書記 和辻哲郎 国制史 土居健郎 坂本多加雄 坂野潤治 塩沢由典(Shiozawa Yoshinori) 夏目漱石 大正 大震災 奴隷(slavery) 学習理論 安丸良夫 宮沢賢治 尾藤正英 山県有朋 川北稔 幕末・明治維新 平川新 徳川史 思想史 感染症/インフルエンザ 憲法 戦争 折口信夫 政治哲学・政治理論 文化史 文学 斉藤和義 新明正道 日本 日米安保 日記・コラム・つぶやき 明治 昭和 書評・紹介 服部正也 朝鮮 本居宣長 村上春樹 村上淳一 柳田国男 梅棹忠夫 森 恵 歴史 歴史と人口 法哲学・法理論 渡辺慧 渡辺浩 環境問題 生活史 知識再生堂(Renqing-Reprint) 知識理論 石井紫郎 石川淳 社会契約論 社会科学方法論 禁裏/朝廷/天皇 福沢諭吉 科学哲学/科学史 米国 統帥権 美空ひばり 羽入辰郎 自然科学 複雑系 西洋 言葉 読書論 資本主義(capitalism) 赤松小三郎 近現代 速水融 進化論 金融 金言 関曠野 靖国神社 鮎川信夫 麻生太郎