徳川史

2017年5月27日 (土)

入り婿はきかずに抜いて叱られる

 表題は、『誹風末摘花』からのもので、これは徳川十八世紀後半から十九世紀初めに成立した四巻のエロ狂句集である。

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2017年3月17日 (金)

石井紫郎「近世の国制における『武家』と『武士』」1974年

本論文は、比較国制史研究における日本を代表する業績であり、日本における《近世 early modern》の持つ人類史的意味を知るための必読文献でもある。

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2016年8月 5日 (金)

近江聖人の人間観

中江藤樹『翁問答』上巻之本(1650年)、より

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2016年6月28日 (火)

歴史における事実と意見

中学歴史教科書で最も優れているのは東京書籍だと思うが、今年改訂された版の P.114に、「さまざまな身分と暮らし」という節がある。そこに我々も耳タコの「士農工商」の記述がある。

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2016年4月25日 (月)

天台本覚論から西田へ、徳川人文主義から和辻へ

・・西田も和辻も、抽象的な意味での「個人」にとらわれた考え方から脱却している点では共通しているが、その中でも、社会的存在として活動している時の、 内面的な心のあり方に焦点を置いたのが、西田の哲学であり、これに対していわば客観的に、人々の社会的な行動の様式の方に関心を向けたとき、和辻の思想となった、といえよう。

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2016年3月18日 (金)

対馬と琉球、その近世日本における国際関係

 このうち、対馬を介した朝鮮と日本の関係は、ほぼ対等な国家間の外交と言ってよいものであった。近世を通じて、前後十二回、朝鮮から使節が訪れ、その際には、朝鮮国王と日本大君(徳川将軍)との間に、対等な書式の国書が交わされたのである。(続く)

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2014年11月 9日 (日)

徳川朱子学はどこに消えたか

弊ブログ記事に貴重なコメントを頂いた。せっかくなのでコメント欄での応答とはせず、簡略に新記事とさせて頂くことにする。

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2014年10月 5日 (日)

想像された「鎖国」国家

歴史像は創られる、その必要に応じて。

その典型が、例えば、中学校教科書(歴史)に未だに書かれている

江戸幕府の成立と鎖国

と言った表現だろう。では「鎖国」像はどう創られたのか。

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2014年9月30日 (火)

情報化社会としての徳川十九世紀

化政期(一八一〇、二〇年代)から天保期(一八三〇年代)には、実質上、大衆社会状況を呈していた列島社会は、徳川のレジーム(徳川氏一姓支配)と齟齬をきたし始めていた。

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2014年9月17日 (水)

徳川社会における「想像された共同体」(2)

同工異曲の記事が既に数本あることを思い出しました。
これを(2)としておきます。ご笑覧頂ければ幸甚。

1)「源氏物語」ナショナリズム

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