西洋

2020年4月24日 (金)

「進歩教」の「楽園」、すなわち「未来」/The future as an imitation of the Paradise

 20世紀の新儒家・梁漱溟(Liang Shuming)は、仏教徒として青少年期を過し、成人になってから士大夫御用達の儒家に開眼した人物ですが、彼は「仏家は生きるのが苦しい苦しいといい、儒家は生きるのが楽しい楽しいという」点が最も違う、と述べています。

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2020年4月16日 (木)

コロナ禍は肉食文明への報い / COVID-19 is a reward for carnivorous civilization

 疫病(伝染病、感染症)は、元来、牧畜文明圏のものです。

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2020年4月 9日 (木)

決定論の起源 The origin of determinism (2結)

(1)からの続き。

 愛と憎しみは、実は同じものです。対象への強い執着という点で。しかし、その表れはまったく逆のベクトルを指し示します。「愛」は、対象との一体化=肯定へと人を導き、「憎」は、対象の拒絶=否定へとひとを駆り立てます。

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2020年4月 8日 (水)

決定論の起源 The origin of determinism (1)

 決定論(determinism)という語があります。非クリスチャンの日本人が気にすることはあまりない、ともいえるのですが、肯定的にも否定的にもクリスチャンであらざるを得ない西欧人にとり、21世紀の現在でも相変わらず悩みの種であり続けています。従いまして「近代化」が「西欧化」でもあった近現代日本人にとっても、他人事と放置するわけにもいかない事情がある訳です。

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2019年11月18日 (月)

ファッションと国制(身分と「奢侈禁止法 sumptuary law」)

 前近代に特徴的な「身分制」。それと見合うものと一般的には思われているのが、「奢侈禁止法 sumptuary law」です。

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2019年11月14日 (木)

コール(G.D.H.Cole)への、ある回想

 言葉は、人から発せられますが、一旦発せられると、当の人物とは別の運命を辿ります。以下はその一例。

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2019年11月12日 (火)

新明正道『社会學史槪説』1954年岩波書店

 最近、復刊を知り、amazonに下記のレビューを投じました。御参照頂ければ幸いです。

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2019年6月24日 (月)

十九世紀のエコロジスト(An ecologist in 19th century)

 西欧列強による帝国主義、植民地獲得競争真っ盛りであり、科学と技術による自然の征服の確信に満ちていた十九世紀半ばに、下記のような認識と世界観を子どもたちに慈愛をもって説く自然科学者がいた、というところに感銘深いものがあります。徳川日本で言えば、桜田門外の変の年に連続講義が行われ、翌年に出版されています。

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2019年6月 8日 (土)

嫁の持参金は夫のものか?〔3〕(中華帝国の場合)

 〔2〕で近世日本のデータを取り上げました。ついでに、お隣の帝政期中国のデータも挙げておきます。

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2019年6月 6日 (木)

嫁の持参金は夫のものか?〔2〕(近世日本の場合)

 〔1〕では、古代ローマ法における嫁資の規定を取り上げました。

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