古代

2016年10月18日 (火)

聖アウグスティヌスはアフリカ人である(Saint Augustine is an African.)

西洋古代最大の思想家、アウグスティヌス。
その思想の影響はとくにヨーロッパの思想史において際立ったものがあり、ときには近代思想の先駆者とさえ言われる。ただし、彼はアフリカ人である。

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2015年6月 8日 (月)

古代ギリシア人の名前

随分前に、天皇になぜ姓(family name)が無いのかを数編書いた。そこで古代ギリシア人にも姓(family name)がないことを記し、典拠も紹介した。偶然に、他の文献も知ったのでご報告。

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2007年10月 4日 (木)

誰にも言えそうなことで、誰も言えなかったこと

「誰にも言えそうな事で、誰にも言えなかったことを言っているというのは、和泉式部の感性と知性とのしていることなのである。」
  窪田空穂 『窪田空穂歌文集』講談社文芸文庫(2005年)、「歌人和泉式部」より、P.147

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2007年9月 7日 (金)

古典古代の西洋と東洋(2)

前回記事で足踏堂氏からコメントを戴いた。そのおかげで1点氷解した疑問があるので、忘れないうちに記しておくことにする。氏のコメントへの応答についてはまたおいおいということでご諒解戴きたい

 さて、今、私は 1冊の優れた思想史の本を読んでいる最中。そして、つくづく思うのだ。過去、この列島に繰り広げられてきた優れた精神活動のどれ一つとっても、海峡の向こう側、大陸文明の影響下にないものはない、と。それへの受容も反発も含め、中国大陸および朝鮮半島の精神活動は、巨大なる「他者」なのだ、と。

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2007年9月 4日 (火)

古典古代の西洋と東洋

 ベルリンの壁崩壊後、ヨーロッパで、共通の歴史教科書を作る動きがあり、すでに生み出されている。それ(下記)を見ると、案の定、ヨーロッパの古典古代としてギリシア、ローマが記されている。

 しかし、近代ヨーロッパの資本主義、ないしビジネス文明を主に形成してきたのは、アルプス以北のプロテスタント的文化であり、それは地中海文明に属する古代ギリシア・ローマとは明確に異なる。それにも関わらず、「我らが偉大なる古典」とされる。

 その一方で、日本はその黎明期から圧倒的な中国文明の影響下にあった。だが、中国の古代古典文明を「我らが偉大なる古典」として、そのまま素直に受け入れられない部分がある。

 それはなぜか。二つの理由が考えられるだろう。

1)古代ギリシア・ローマは、すでに文明として滅んでいること。それに対して、現在地球上で、古代文明の後裔で唯一、中国は健在であること。

2)言語的に、古代ギリシア・ローマは印欧語族に属すが、中国語と日本語はその言語系統を別にすること。

 というところで、次回に。

ヨーロッパの歴史 (Histoire de l'Europe)
欧州共通教科書
フレデリック・ドルーシュ総合編集
木村尚三郎監修、花上克己訳
東京書籍(1994年)

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2007年7月17日 (火)

中国人は「漢文」を読めるか(2)

F.Nakajimaさん、まつもとさん、どうも。

 F.Nakajimaさんが引いてくれたサイトでもわかりますように、現代中国語を解するだけでは、「漢文」を読解するのは困難だと思われます。

 かつて旧知の中国人留学生に、「中国人は漢文がダイレクトに読めていいねぇ。」と言ったら、「中国人が皆、古文(つまり、四書五経や唐宋八家文のような古典)を読めるわけがない。」と、笑われてしまったことがあります。「古文の原テキストは、句読点もなにもない、ただ漢字だけが延々と書かれているもの(白文)で、文をどこで切るかで、意味が全く逆になったりする。これを読むために、古来、多くの学者が解読を試みてきた(これを経学 ケイガク という)のだから、何の古典教養もない人間が、中国人というだけで読めるわけがない。日本には訓読法があるので、日本語訳と解釈を同時に処理できるから、初心者には逆にハードルは低いかもしれないが。」というのですな。

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2007年7月15日 (日)

中国人は「漢文」を読めるか(1)〔参照サイト追加2011/01/19〕

 知人から概略、以下のような質問を受けた。

質問1.現代中国人は、いわゆる日本人が高校で習うような「漢文」を、中国語として無理なく読めるのか。

質問2.高校漢文などで習う「漢文訓読法」は、外国語の古典として「漢文」を読む際には意味があるのか。

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2007年4月26日 (木)

一青窈の唄う「逢いたくて逢いたくて」(2)

 一青窈。不思議な名前だ。姓は一青(ひとと)、名は窈(よう)。

 「一青」姓は、能登出身の母親のものだという。これについては、一青窈の唄う「逢いたくて逢いたくて」、のかぐら川さんのコメント欄を参照いただきたい。一つ余計なことを付け加えれば、中国人は結婚しても女性は姓を変えない。姓は先祖から連綿として受け継いだもの。つまり、given name ではないので、後天的に勝手に変更できないのだ。

 窈(よう)とは、難しい字。中国最古の詩集「詩経」の一編「關雎 かんしょ 」中の、「窈窕淑女 ようちょうしゅくじょ 」から取られている。女性がしとやかで美しいさま、をあらわす。

 この番組では、唄い踊っていた。ダンスもうまい。多才の人と言える。ただ、踊っている途中で、屈伸運動みたいなことをするのは、ちと避けて欲しい。なにしろ、急に画面から大部分消えるので、見てるこちらが「アレッ?」と思ってしまう。カメラさんも追いつけないしね。

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2007年4月10日 (火)

「人間に関わることで、私に無縁なものは一つとしてない。」

 これは、renqingが高校時代に現代国語の教科書で読まされた、なだいなだ、の「人間、この非人間的なもの」(訂正4/12)、というエッセイに引用されていた、古代ローマの賢人の言葉、だと記憶していた。

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2007年4月 1日 (日)

嫁の持参金は夫のものか?(古代ローマの場合)、参照追加4/5

 31  Ibi dos esse debet, ubi onera matrimonii sunt.
    (パウルス・学説彙纂第2巻第4章第5法文)
 「婚姻の負担が存在するところに嫁資が存在するべきである。」

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