靖国神社

2013年12月29日 (日)

靖国史観マトリックス

 今の自民党政府首脳は、靖国史観主義者で占められているとおぼしい。でも、靖国史観主義の本質は、「勝てば官軍」だ。だとすると、かの対連合国戦争は、全き敗北なのであるから、「勝てば官軍」の対偶、「負ければ賊軍」でなければならない。にも関わらず、この主義者たちは、「それでも靖国史観主義は正しい。」と強弁して恥じないのだ。「美しくない」連中だといえる。

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2007年11月 1日 (木)

Mよ、地下に眠るMよ、きみの胸の傷口は今でもまだ痛むか。

 すでに、読ませる他所様のblog記事(下記↓参照)が幾つもあるのだから、今更、私が書かなくともよさそうなもんだが、やはり自blogにも記録として遺しておきたい。

 死者(特に戦死者)への鎮魂という行為がもしあるとすれば、一つのあり方だと思う。

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死んだ男(鮎川信夫)

たとえば霧や
あらゆる階段の跫音のなかから、
遺言執行人が、ぼんやりと姿を現す。
――これがすべての始まりである。

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2007年6月 8日 (金)

賞典禄、あるいは「革命家」のボーナス(2)

 下表は引用の秦氏の表を少し組み替えたもの。意外なことに、この組み換え後の表から、ある種の規則性が伺われる。左上から右下へ、斜めの序列があり そうだ。ま、褒賞なので、不平が出ないように、何らかのルールがないと当然まずいのかもしれないが。この件、要検討とする。

出典 『明治史要』付表、東京大学出版会(1966年)
ただし、秦 郁彦『統帥権と帝国陸海軍の時代』平凡社選書(2006年)、p.104より孫引き

〔参照〕
賞典禄、あるいは「革命家」のボーナス(1)

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2007年5月 6日 (日)

小島毅 『靖国史観 - 幕末維新という深淵 -』ちくま新書(2007年)

 読了することはスンナリいったが、どう書いたものか、随分呻吟してしまった。評することが意外に難しい本だ。今も迷いながら書いている。

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2007年5月 5日 (土)

ネットで読める靖国判決(リンク訂正につき再up)

 過去記事でしたが、裁判所判例へのリンクが切れていることに気付きましたので、これではまずいと、リンクを最新のものに訂正しました。悪しからず。

↓過去記事
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 本日、久しぶりに、裁判所(COURTS IN JAPAN)、をチェックしました。

 そうしたら、ようやく、H.17.09.30、大阪高裁靖国判決文*、がアップされてましたので取り急ぎ、お伝えしておきます。

 ついでに、H.17.09.29、東京高裁靖国判決文**、も記しておきます。ご関心があり、かつ根気のある方は、見比べてみてください。

 私の以前の記事もご参照戴ければ幸いです。

大阪高裁、靖国違憲判決をめぐる所感と文句(1)
大阪高裁、靖国違憲判決をめぐる所感と文句(2)
9/29東京高裁、靖国判決コメント(1)
9/29東京高裁、靖国判決コメント(2)


*平成16(ネ)1888 損害賠償請求控訴事件  
平成17年09月30日 大阪高等裁判所 棄却 大阪地方裁判所

**平成16(ネ)6328 各損害賠償等請求  
平成17年09月29日 東京高等裁判所 千葉地方裁判所

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人間の尊厳に関心のある方は、下記のサイトにアクセスしてみて下さい。一人のアフガニスタン青年を救うことができます。
Alijane Project Homepage

「ある民族の強靭さは、その社会の最も弱いものの幸福によって測られる」
the strength of a people is measured by the welfare of the weakest
of its members  (スイス憲法前文)
スイス憲法
(中の、Japanese を選んでください。)

なお、下記もご参照↓戴ければ幸甚です。
国民(?)にしか認められない基本的人権(3)

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2007年1月22日 (月)

生きている殺生戒(せっしょうかい)

 ある時、老婦人とそのお孫さんのことで話す機会があった。

私 「お孫さんは活発なお子さんでいいですねぇ。魚釣りなんかも好きでよろしんじゃないですか。」

老婦人 「いやね、私は孫がそういう殺生するのは嫌なんですよ。私はね、自分の親からそう言われて育ったんでね。漁師が魚を釣るのはいい。仕事だからね。だけど、自分一人の楽しみで殺生するのは、どうも嫌でね、やめてもらいたいんだ、ほんとはね。でも、母親が別に止めないんでね。」

 ここに見られるのは、仏教の十悪とされる殺生の戒めである。西洋の自然法にも通じるところの、誰にでも普通にありうる、無益な殺生はしないという倫理感、道義感だろう。細々とながら、日本人の倫理感を支えてきた仏教の在りし日の姿を垣間見る機会となった。

 ただ、話の流れが、嫁姑問題に行きそうな雲行きだったので、話の向きを変えるため、
私 「そういえば、剣道もやってらっしゃいますよね。結構強いみたいですよ。」

老婦人 「それもね、頭をあの竹刀っていうので叩くでしょ。頭が悪くなりゃしないか、と心配なんだけど、母親が勧めるんで。」

 あれ、まずい。ますます話が嫁姑問題へ行っちまう。私がここが潮時と、適当に話を切り上げ退散することとしたのは言うまでもない。

 明治軍事独裁政権が行った施策でも、神仏分離、廃仏毀釈、ほど、近代日本人を immoral にしたものはないだろう。

 仏教、ないし寺院が徳川政権下でどれほど支配の末端組織として機能、腐敗し、庶民の反感を買っていたとしても、 この列島に千年もの間、この世には、王法と異なる仏法というものがあることを教え、王も含めて全ての人間が守らねばならない法があることを庶民に知らしめ ていたのは、紛れもなく仏教である。これを徹底的に破砕、破却したのは、明治の権力亡者どもなのだ。近代日本人が兵として一歩この列島を離れたとき、また 異なる国の人間とぎりぎりの関係を持たざるを得なくなったとき、普通の人間が想像を絶する野蛮性を示したのは、この明治の《文革》が大きく影響していたと いう疑いが私には拭えない。

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2006年10月31日 (火)

「美しい国」を目指す日本の、「美しくない」記憶

 文芸の世界に遊びたいと思ったとき、ふらっと伺うブログに「かわうそ亭」さんがある。だが、折に触れて、おそらく温厚な紳士(?)であろう御亭主を怒らせることがこの世にはあるのだ。

ビルマに響くニッポン軍歌
「本書ではこのような軍による民間人の徴発を「ポーター狩り」と人々は呼んで恐れていることが書かれている。男の子には地雷原を歩かせ、女の子は従軍慰安婦にする、と聞いて、もちろんわれわれは顔をしかめるわけだが、これはこの地域を支配下においた日本軍がやっていたことを真似ているだけだと言われると、心が重くなる。まったく参謀本部の低能どもはバカな作戦立案で百年国を汚しやがった。」

 「己(おのれ)」が「己」であるのは、「己」についての記憶による。だから、記憶喪失は自己喪失として本人に現れる。国家が国家と自覚されるためには、その国家の記憶、すわなち歴史といかに自覚的に向き合うかによるのだ。

 アベ氏が靖国神社を熱心に通うところから見ると、現在の日本は美しくないが、かつての日本は美しかった、と思っているのだろう。しかし、美醜善悪を含めて、「己」に関するすべての記憶を直視しないものは、結局、自己喪失に至るだけだろう。自己を失った国民が国家を愛せるわけがない。

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2006年10月17日 (火)

第二次朝鮮戦争の可能性

 北朝鮮の、日本に対する安全保障上の脅威は、そのポンコツのミサイルや失敗した核実験による、ありもしない軍事上の脅威などではない。北が国家として崩壊する際に、まともに影響を受ける、地続きの国、中国・韓国の混乱が問題なのだ。

 単純に、国家主義者たちの好きな経済力の指標の中の日本の対外輸出額でみると、国別ではまだ辛うじて米国が一位だが、地域別でみると、中国+台湾+香港+韓国、への輸出額は、米国一国の2倍である(2006年度通商白書参照)。で、この四カ国は、北朝鮮の国家崩壊で最もダメージを受ける国々なのである。また、日本海への北朝鮮からの大量のボートピープルの出現(日本政府は見殺しにするかも?)、北朝鮮から大量の通常兵器拡散・流出の可能性、等がすぐさま考えられる。

 つまり、北の安保上の脅威とは、偏執的右翼マスコミや、頭の少し緩い与党幹部の言う「北が攻撃したら、危ないでしょ?」などということではなくて、北の国家崩壊の脅威なのである。

 例えて言えば、自分の住んでいる隣にオンボロの化学工場があって、いつ爆発やら大火災が起きるか分からん、という危険に、「なら、自衛のための武器を準備しよう。バズーカ砲あたりなら安心できる。」と叫んでいるのが、この連中なのである。

 で、中国、韓国が、自国の安全保障上のため自衛権の行使、もしくは人道上の名目で、軍事介入する可能性は否定できない。これが表題にいう「第二次朝鮮戦争」だ。

 ただし、万が一、日本軍(=自衛隊)が北朝鮮の軍と一戦を交えるのなら、自分や自分の倅(せがれ)たちを真っ先に最前線に送ってね、安倍ちゃん。そこには、あなたの言う「美しい日本」のための「美しい死」が待っているから。そのときは、倅(せがれ)たちに、美しく呼びかけてください。「靖国で待ってる!!」。

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2006年8月18日 (金)

死者を選別する靖国神社(8/18追記)

 靖国神社は「戦争で亡くなった犠牲者」=戦没者を祀(まつ)る神社ではない。

 例えば、昭和20(1945)年3月10日の東京大空襲で亡くなった都下10万人の犠牲者は祀られていない。また、戊辰戦争で徳川幕府側に立って死んだ者たちも祀られていない。さらに、明治新政府の大黒柱でありながら、西南戦争で朝敵とされ死んだ、あの西郷隆盛は祀られていない。

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2006年6月 9日 (金)

拝啓、内閣総理大臣「ケツの穴」殿

 久しぶりに思いっきり笑いました。この理由からでも、あの御仁を首相にしていはいけませんね。↓

プライムミニスター・アソー

 今でも、大日本国国民は、海外の空港でimmigrationを通過するたびに、そこの係官にこっそり笑われてんだろうなぁ。何しろ、その発行者が、外務大臣「ケツの穴」閣下ですもんね。

*標題に「blogの品格」を疑われるものがあると、訝(いぶか)しまれているあなた。その通りです。ついつい「論理」を弁えず、「情緒」的になってしまったせいです、はい。深甚なる「武士のお情け」を。

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