書評・紹介(book review)

2024年9月 8日 (日)

「自尊感情 self-esteem」の源泉

'I love a Fool', from “Essays of Elia”(1823) by Charles Lamb
'in sober verity I will confess a truth to thee, reader. I love a Fool - as naturally, as if I were of kith and kin to him.'
"Essays of Elia" 8. All Fools' Day
「読者諸君に真実を告白しましょう。私は愚か者を愛しています、 まるで親類縁者であるかのように。」
チャールズ・ラム『エリア随筆集』1823年
これが、「自尊感情 self-esteem」の源泉だと思います。自分の中の「愚かさ」を笑える(愛せる)からこそ、他者の「愚かさ」でさえ、愛せるし、笑うことができる。

現代日本の「お笑い」は、他者を冷酷に「笑う」だけです。だから、己を笑えないし、愛せない。 English は基本的に大嫌いですが、Charles Lamb は例外にしておきます。

| | コメント (3)

2024年8月29日 (木)

T.S.エリオットによる、ウォーコップ『合理性への逸脱:ものの考え方』1948、への紹介文

‘Deviation into Sense: The Nature of Explanation’ by O.S. WAUCHOPE, 1948, London, FABER & FABER

◆ブログ主による注釈
 以下の文は、本書初版ジャケットの前後フラップ記載のものです。これは、おそらく当時、FABER & FABER社の文芸部門取締役だった、T. S. Eliot 執筆にかかるものと私は推定します。この4年前(1944年)には、ジョージ・オーウェルが持ち込んだ『動物農場』原稿を没にしたエリオットが、最終章に豚が登場するこの奇書の出版を推進するとは、なんという歴史の皮肉でしょう。

※英語原文は、Introduction by T.S. Eliot to O.S. Wauchope: 本に溺れたい をご参照ください。

 当時の分析哲学真っ盛りの England 哲学界の中心Londonで、このような反時代的哲学書を出すことは、出版人としてはかなり勇気が必要だったはずです。なにしろ、ギルバート・ライルの『心の概念』が翌年の1949年に出版されて、大反響を得る、という時代です。もしWauchopeの本書の原稿が、反骨の詩人T.S. Eliot が文芸部門取締役をしているFaber & Faber に持ち込まれるという僥倖がなければ、本書は決して日の目を見ることはなかっでしょう。そして、そのエリオットを含む英文学の研究者深瀬基寛がたまたま本書を手にしなければ、本書の日本語訳書は出ることはなかったに違いありません。そして、Wauchopeから絶大な影響を受けた、安永浩による精神病理学の一連の業績も無かったでしょう。中井久夫は安永浩をこう評しています。「……安永は今後何度も再発見されるであろう……。」人の世の巡り合わせの不思議を思わざるを得ません。

続きを読む "T.S.エリオットによる、ウォーコップ『合理性への逸脱:ものの考え方』1948、への紹介文"

| | コメント (0)

2024年8月28日 (水)

マイケル・オークショットの書評(1949年)、O.S.ウォーコップ『合理性への逸脱』1948年

以下は、Times Literary Supplement(15 January,1949), 45 に掲載されたマイケル・オークショット書評の日本語訳です。
※英語原文は、Michael Oakeshott's Review(1949), O.S.Wauchope, Deviation into Sense, 1948: 本に溺れたい へどうぞ。

書評本
Oswald Stewart Wauchope, Deviation into Sense: the Nature of Explanation.
London, Faber and Faber, 1948.
〔邦訳 O.S.ウォーコップ/深瀬基寛訳『ものの考え方:合理性への逸脱』昭和26年、弘文堂/昭和59年、講談社学術文庫

◆ブログ主による注釈
 20世紀における最も重要な政治哲学者の一人である、マイケル・オークショット(Michael Oakeshott)は、無類の書痴で、生涯に夥しい reviews を残しています。そのうちの一つに、なんと、故深瀬基寛氏が昭和26年に訳出した、O.S.ウォーコップ『ものの考え方 ー合理性への逸脱』弘文堂(のちに講談社学術文庫から復刊)の原本に対して、Times Literary Supplement上にreviewを書いていました。本書は、Faber & Faber,London という超一流の出版社(T.S.Eliotが学芸部門のdirectorをやっていた)から出されていたのですから、当時のLondonの知識人社会で多少は耳目を引いたと思うのですが、ほとんど無視され、何の知的痕跡も残しませんでした。分析哲学真っ盛りの当時の英米哲学では、こういう本は全く受けなかった訳です。4年のタイムラグで持ち込まれた二人の作家、オーウェルの『動物農場』をrejectして、全く無名の Wauchope の出版を決断したのはおそらく Eliot です。売れる筈のオーウェルを没にし、まあ売れないだろうウォーコップの出版決定をするとは、T.S. Eliotの偏屈さと聡明さをともに象徴しているとも言えそうです。
 ま、そのおかげで、日本では素晴らしい訳が出て、それが、故安永浩氏の著作を通じて日本の精神医学界に安永ファントム空間理論へと大きな知脈を残しています。これも、「選択的親和性 Die Wahlverwandtshaften/Elective Affinities」(Max Weber)の事例だと思います。この Oakeshott の review は、Wauchope の提出した議論の面白さ、重大さを認識はしています。しかし、迷っている節があります。本書の反時代的偉大さにさすがの Oakeshott も決定的な支持を明確にはしていないようです。本書評はこう結ばれています。「しかし、読者が細部の誤りや支離滅裂さを嘆くことがあろうとも、本書はそのような誤りが致命的となる類の本ではない。 この本には、もっと重大な誤りにも耐えうるだけの天才と、十二分な生命力がある。」
 西欧人、西欧の学知は、「合理性へ逸脱してしまった」という議論ですので、いまでも西欧人は嫌な顔をしそうです。非西欧人は本書をじっくり読んだ方がよいと思います。その呼び水になれば嬉しいです。

続きを読む "マイケル・オークショットの書評(1949年)、O.S.ウォーコップ『合理性への逸脱』1948年"

| | コメント (3)

2024年8月27日 (火)

Introduction by T.S. Eliot to O.S. Wauchope (1948)

Deviation into Sense: The Nature of Explanation, by O.S. WAUCHOPE, 1948, London, FABER & FABER

The following text is from the front and back flaps of the jacket of the first edition of this book. I presume it was written by T. S. Eliot, then director of the literary division of Faber & Faber. What an irony of history that Eliot, who four years earlier (1944) had rejected George Orwell's manuscript of “Animal Farm,” would promote the publication of this strange book in which a pig appears in the final chapter. It must have taken a lot of courage for the publisher to publish such an antiquated philosophy book in London, the center of English philosophy at the height of analytic philosophy at that time. After all, Gilbert Ryle's “The Concept of Mind” was published in 1949, the following year, to great acclaim. If it had not been for the fortuitous chance that Wauchope's manuscript for this book was brought to Faber & Faber, where the rebellious poet T.S. Eliot was director of the literary department, the book would never have seen the light of day. And if Motohiro Fukase, a scholar of English literature who includes Eliot, had not happened to come into possession of this book, it would never have been translated into Japanese. And Koichi Yasunaga, who was greatly influenced by Wauchope, would not have been able to produce a series of works on the subject. Hisao Nakai described Koichi Yasunaga as follows. “...... Yasunaga will be rediscovered ...... many times in the future.” One can't help but wonder at the strangeness of the human world.

続きを読む "Introduction by T.S. Eliot to O.S. Wauchope (1948)"

| | コメント (0)

2024年8月17日 (土)

Michael Oakeshott's Review(1949), O.S.Wauchope, Deviation into Sense, 1948

The following is a review of Michael Oakeshott in Times Literary Supplement(15 January 1949), 45.

Oswald Stewart Wauchope, Deviation into Sense: the Nature of Explanation.
London: Faber and Faber, 1948.

続きを読む "Michael Oakeshott's Review(1949), O.S.Wauchope, Deviation into Sense, 1948"

| | コメント (0)

2024年8月13日 (火)

塩沢由典『複雑さの帰結』1997年、の「解題集」

本書は、戦後日本の社会科学書のなかで、最も創造的、innovative な成果の一つです。その内容には、知識論(Knowledge theory)、人間行動論、習慣論(habit theory)も含まれ、人文学(主に理論哲学)にも影響を与えずにはおきません。従いまして私も本ブログにて幾度か論じているのですが、それにも関わらず出版社品切れとなっています。仕方が無いので、塩沢氏の他の著作のように文庫化されることを願いつつ、デジタルリソース化を弊ブログで試みることにしました。無論、著作権が存在しますから全文をデジタル化できません。

ただ、塩沢由典氏が単行本として論文集を編む際、収録論文の終りに大抵「解題」なる著者自身によるコメントが付されます。これは読者にとり、極めてありがたいものです。何故なら、執筆のいきさつ、執筆動機、論文集発行時現在での自己評価、補遺等を含むものだからです。この「解題」が丁度よい文量で各章に付随しています。これをデジタルリソース化してその全容を可能な限り多くの人々に知ってもらおうと計画しました。

いずれ、すべての各章「解題」を弊ブログに掲載する予定ですが、とりあえず、今回は、本書の中心論文である「複雑さの帰結」(1993年)の「解題」をupしてみることとします。

続きを読む "塩沢由典『複雑さの帰結』1997年、の「解題集」"

| | コメント (0)

2024年8月11日 (日)

「獲得と所有権」志向から「ケアと義務」志向への転換のために/For a shift from an “acquisition and property” to a “care and obligation”

以下の文は、書評として書き出しましたが、あらぬ方向に向かって書き終わってしまいました。とりあえず、備忘録としてこちらに書き留めておきます。

〔書評〕勝田有恒・森征一・山内進編『概説西洋法制史』2004年ミネルヴァ書房

本書は、非西欧知識人が座右に置くべき必読書と言えます。なぜなら、現代の巨大、複雑な社会がそこそこの秩序を保ち、運営されているのは、発達した近代法体系に負うからですし、それは西欧人たちが構築してきた歴史資源であることは否定しようもないからです。

内容は、「西洋法制史」事典ですが、充分にドイツ風の「西洋国制史」ハンドブックとも評せるでしょう。

続きを読む "「獲得と所有権」志向から「ケアと義務」志向への転換のために/For a shift from an “acquisition and property” to a “care and obligation”"

| | コメント (0)

2024年7月26日 (金)

近代工業技術の人類史へのインパクト/Impact of Modern Industrial Technology on Human History

そしてこの底流の動因をなしているものは近代工業技術である。技術はコンヴィヴィアルな道具たるべきだというイリイチの主張には異論はない。しかし残念ながら人間は挫折と失敗をとおしてしか学び得ぬ存在である。古代の運命にように発展してきた近代技術は、たとえセクソシスト体制をとおしてであれ、危機をとおして否応なく人間にその歴史的自己了解の様式の転回を強いる両義的で、教育的な力を秘めている。それ故に、核戦争の脅威や環境の危機にもかかわらず、現代技術が人類に及ぼす長期的なインパクトは肯定的なものと考えられる。この点でイリイチの現代文明批判は、マルクスを「経済人」のイデオローグと見る視点を含めて、いささか性急にすぎ、彼の師ポランニーの一面性と抽象性を受け継いでいるところがあるように思う。
関 曠野/書評「ホモ・エコノミクスの興隆 ― I.イリイチ『ジェンダー』」、1985年5月、より

続きを読む "近代工業技術の人類史へのインパクト/Impact of Modern Industrial Technology on Human History"

| | コメント (0)

2024年7月14日 (日)

Seki Hirono, Unearthing the Forgotten History of Ideas, 1985

original:Seki Hirono, Yaban to shiteno Ie-Shakai,1987, March, Ochanomizu Shobo、pp.378-80
First Publication:朝日ジャーナル、1985年11月1日、朝日新聞社

This is a review of the following book by the historian of ideas, Seki Hirono. It is an excellent review that is simple and to the point, so we are republishing it on our blog.

Albert O. Hirschman, The passions and the interests : political arguments for capitalism before its triumph, 1977, Princeton University Press
(Princeton University Press, 2013, 1st Princeton classics ed,pbk, foreword by Amartya Sen ; with a new afterword by Jeremy Adelman)

続きを読む "Seki Hirono, Unearthing the Forgotten History of Ideas, 1985"

| | コメント (0)

2024年6月17日 (月)

Greenfeld, Liah (2024) “The Rise of China and the Concept of Civilization: Constructing Conceptual Apparatus for Cross-Civilizational Comparisons”《中文版》

以下是利亚-格林菲尔德(Liah Greenfeld)近期发表的部分论文。 论文原文如下。

Greenfeld, Liah (2024) “The Rise of China and the Concept of Civilization: Constructing Conceptual Apparatus for Cross-Civilizational Comparisons,” Comparative Civilizations Review: Vol. 90: No. 1, Article 4.

您可以从格林菲尔德博客(Blog | Liah Greenfeld)上的链接下载这篇原始论文的 PDF 文件(英文)。

我发现这篇论文相当有趣,因此冒昧地使用 DeepL Pro 进行了翻译,并创建了日文和中文 PDF 版本。

以下是本博客日文 PDF 版和中文版的 DL 链接。 如有兴趣,请使用这些链接。 我将在晚些时候发表我对上述论文的评论。

《中文版PDF》中国的崛起与文明的概念:构建跨文明比较的概念工具
ダウンロード - e4b8ade59bbde79a84e5b49be8b5b7e4b88ee69687e6988ee79a84e6a682e5bfb5efbc9ae69e84e5bbbae8b7a8e69687e6988ee6af94e8be83e79a84e6a682e5bfb5e5b7a5e585b7.pdf

《日文版PDF》中国の台頭と文明概念:文明間比較のための概念装置の構築
ダウンロード - e4b8ade59bbde381aee58fb0e9a0ade381a8e69687e6988ee6a682e5bfb5efbc9ae69687e6988ee99693e6af94e8bc83e381aee3819fe38281e381aee6a682e5bfb5e8a385e7bdaee381aee6a78be7af89.pdf

| | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

political theory / philosophy(政治哲学・政治理論) abduction(アブダクション) AI ( artificial intelligence) Aristotle Bergson, Henri Berlin, Isaiah Bito, Masahide (尾藤正英) Buddhism (仏教) cinema / movie Collingwood, Robin G. Creativity(創造性) Descartes, René Eliot, Thomas Stearns feminism / gender(フェミニズム・ジェンダー) Football Foucault, Michel Greenfeld, Liah Hermeneutik(解釈学) Hirschman, Albert. O. Hobbes, Thomas Hume, David Kagawa, Shinji Kant, Immanuel Keynes, John Maynard Kimura, Bin(木村 敏) Kubo, Takefusa(久保建英) Leibniz, Gottfried Wilhelm Mansfield, Katherine Mill, John Stuart mimēsis (ミメーシス) Neocon Neurath, Otto Nietzsche, Friedrich Oakeshott, Michael Ortega y Gasset, Jose PDF Peak oil Poincare, Jules-Henri pops pragmatism Russell, Bertrand Schmitt, Carl Seki, Hirono(関 曠野) Shiozawa, Yoshinori(塩沢由典) singularity(シンギュラリティ) slavery(奴隷) Smith, Adam sports Strange Fruit technology Tocqueville, Alexis de Tokugawa Japan (徳川史) Toulmin, Stephen vulnerability(傷つきやすさ/攻撃誘発性) Watanabe, Satoshi (渡辺慧) Wauchopte, O.S. (ウォーコップ) Weber, Max 「国家の品格」関連 お知らせ(information) ももいろクローバーZ アニメ・コミック イスラム ハンセン病 三島由紀夫(Mishima, Yukio) 与謝野晶子(Yosano, Akiko) 中世 中国 中村真一郎(Nakamura, Shinichiro) 中野三敏(Nakano, Mitsutoshi) 丸山真男(Maruyama, Masao) 佐藤誠三郎(Sato, Seizaburo) 佐野英二郎 備忘録 内藤湖南(Naito, Konan) 加藤周一(Kato, Shuichi) 古代 古典(classic) 古書記 吉田健一(Yoshida, Kenichi) 和泉式部(Izumi Shikibu) 和辻哲郎(Watsuji, Tetsuro) 国制史(Verfassungsgeschichte) 土居健郎(Doi, Takeo) 坂本多加雄(Sakamoto, Takao) 坂野潤治 夏目漱石(Natsume, Soseki) 大正 大震災 学習理論 安丸良夫 宮沢賢治(Miyazawa, Kenji) 小西甚一(Konishi, Jinichi) 山口昌男(Yamaguchim, Masao) 山県有朋(Yamagata, Aritomo) 川北稔(Kawakita, Minoru) 幕末・明治維新 平井宜雄(Hirai, Yoshio) 平川新 (Hirakawa, Arata) 思想史(history of ideas) 感染症/インフルエンザ 憲法 (constitution) 戦争 (war) 折口信夫 文化史 (cultural history) 文学(literature) 文明史(History of Civilizations) 斉藤和義 新明正道 (Shinmei, Masamich) 日本 (Japan) 日米安保 (Japan-US Security Treaty) 日記・コラム・つぶやき 明治 (Meiji) 昭和 書評・紹介(book review) 服部正也(Hattori, Masaya) 朝鮮 末木剛博(Sueki, Takehiro) 本居宣長(Motoori, Norinaga) 村上春樹(Murakami, Haruki) 村上淳一(Murakami, Junichi) 松尾芭蕉(Matsuo Basho) 柳田国男(Yanagida, Kunio) 梅棹忠夫(Umesao, Tadao) 森 恵 森鴎外 (Mori, Ohgai) 概念史(Begriffsgeschichte) 歴史 (history) 歴史と人口 (history and population) 法哲学・法理論/jurisprudence Rechtsphilosophie 清少納言(Sei Shōnagon) 渡辺浩 (Watanabe, Hiroshi) 湯川秀樹(Yukawa, Hideki) 環境問題 (environment) 生活史 (History of Everyday Life) 知識再生堂 (Renqing-Reprint) 知識理論(theory of knowledge) 石井紫郎(Ishii, Shiro) 石川淳(Ishikawa, Jun) 社会契約論 (social contract) 社会科学方法論 / Methodology of Social Sciences 禁裏/朝廷/天皇 福沢諭吉 (Fukuzawa Yukichi) 科学哲学/科学史(philosophy of science) 米国 (United States of America) 紫式部(Murasaki Shikibu) 統帥権 (military command authority) 美空ひばり (Misora, Hibari) 羽入辰郎 (Hanyu, Tatsurou) 自然科学 (natural science) 荻生徂徠(Ogyu, Sorai) 華厳思想(Kegon/Huáyán Thought) 藤田 覚 (Fujita, Satoshi) 複雑系(complex system) 西洋 (Western countries) 言葉/言語 (words / languages) 読書論 (reading) 資本主義(capitalism) 赤松小三郎 (Akamatsu, Kosaburou) 身体論 (body) 近現代(modernity) 速水融(Hayami, Akira) 進化論(evolutionary system) 選択的親和関係(Elective Affinities / Wahlverwandtschaften) 金融 (credit and finance) 金言 関良基(Seki, Yoshiki) 靖国神社 高橋 敏 (Takahashi, Satoshi) 鮎川信夫 (Ayukawa, Nobuo) 麻生太郎 (Aso, Tarou) 黒田 亘(Kuroda Wataru)