書評・紹介

2017年8月17日 (木)

九鬼周造の「因果的偶然」

 表題の語彙を以下の文から知った。

古川雄嗣「「自然支配」と「自然随順」のあいだ」,下記のPP.148-163に所収
『現代思想』総特集「九鬼周造 偶然・いき・時間」2017年/1月臨時増刊号

続きを読む "九鬼周造の「因果的偶然」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月16日 (水)

東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(2)

 本書の理解に役立ちそうなものに気付いたので、2つ付け加えておくことにする。私は、その言説にどこまで同意するかは別として、東浩紀が志のある言論人であると諒解した。

続きを読む "東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月15日 (火)

東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(1)

東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』2017年4月

 表題の本を読了したのだが、どう言うべきなのか読後感を書きあぐねている。とりあえず、書き綴ってみることにする。

 私にとり最も興味深かったのは、第2章「政治とその外部」、第5章「家族」なので、そこらへんからやってみよう。

続きを読む "東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(1)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 5日 (月)

呉座勇一『応仁の乱』中公新書(2016年10月) 感想Ⅰ

 表題の本を読んだ。(端折ったので)完読とは言えないため、書評ではなく感想。
以下に連想したことを備忘録としておく。

続きを読む "呉座勇一『応仁の乱』中公新書(2016年10月) 感想Ⅰ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月 1日 (水)

with cool heads but warm hearts

'with cool heads but warm hearts',
Alfred Marshall,
"The Present Position of Economics",
An Inaugural Lecture, P.57
London : Macmillan and co.
1885

続きを読む "with cool heads but warm hearts"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月28日 (火)

関良基『赤松小三郎ともう一つの明治維新』作品社(2016年)

一書を全編書き下ろすことは、尋常ではない精力を必要とするだろう。著者は森林生態政策学者である。つまり、本書の内容は著者の専門の畑と異なり、その要求されるエネルギーも倍加する。

続きを読む "関良基『赤松小三郎ともう一つの明治維新』作品社(2016年)"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2016年9月19日 (月)

関曠野『なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか』(2016年)〔前編〕

■思想史家関曠野について
関曠野はアイデアの塊である。早口なのも頭の中に言いたいことが詰まっているせいだろう。

続きを読む "関曠野『なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか』(2016年)〔前編〕"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2016年9月 4日 (日)

〔要約〕 尾藤正英『日本文化の歴史』(2000年)岩波新書

以下は、下記の書の全編にわたる章・節毎の要約である。閲覧される方のご参考になれば幸甚。

尾藤正英『日本文化の歴史』(2000年)岩波新書
第1章日本文化の源流
第2章古代国家の形成と日本神話
第3書仏教の受容とその発展
第4章漢風文化から国風文化へ
第5章平安時代の仏教
第6章鎌倉仏教の成立
第7章内乱期の文化
第8章国民的宗教の成立
第9章近世国家の成立と歴史思想
第10章元禄文化
第11章儒学の日本的展開
第12章国学と洋学
第13章明治維新における公論尊重の理念
第14章近代日本における西洋化と伝統文化
参考文献
あとがき

続きを読む "〔要約〕 尾藤正英『日本文化の歴史』(2000年)岩波新書"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年8月 5日 (金)

近江聖人の人間観

中江藤樹『翁問答』上巻之本(1650年)、より

続きを読む "近江聖人の人間観"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年5月18日 (水)

D.ヒューム「市民的自由について」1742年 (David Hume, Of Civil Liberty)

日のもとに新しきものなし

つい先日、意気揚々と掲載した記事と同じ内容を、31歳のヒュームが274年前に論じていた。う~ん、悔しいというべきか、悲しいというべきか。そもそも天からの gift が違うのだろうから、仕方がないか。

続きを読む "D.ヒューム「市民的自由について」1742年 (David Hume, Of Civil Liberty)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

Adam Smith | Aristotle | Bertrand Russell | Carl Schmitt | Collingwood | David Hume | Football | Immanuel Kant | Isaiah Berlin | John Stuart Mill | Jules-Henri Poincare | Katherine Mansfield | Max Weber | pops | Shinji Kagawa | sports | Stephen Toulmin | Strange Fruit | Thomas Hobbes | 「国家の品格」関連 | お知らせ | ももいろクローバーZ | アニメ・コミック | イスラム | タミフル(インフルエンザ) | ネオコン(Neocon) | ハンセン病 | パソコン・インターネット | フェミニズム・ジェンダー | 三島由紀夫 | 中世 | 中国 | 中野三敏 | 仏教 | 佐藤誠三郎 | 備忘録 | 古代 | 和辻哲郎 | 国制史 | 坂本多加雄 | 坂野潤治 | 夏目漱石 | 大正 | 大震災 | 天皇 | 学習理論 | 安丸良夫 | 宮沢賢治 | 尾藤正英 | 山田大記 | 山県有朋 | 川北稔 | 幕末・明治維新 | 徳川史 | 思想史 | 憲法 | 戦争 | 政治 | 政治哲学・政治理論 | 文化史 | 文学 | 斉藤和義 | 日本 | 日米安保 | 日記・コラム・つぶやき | 明治 | 映画・テレビ | 昭和 | 書評・紹介 | 服部正也 | 朝鮮 | 本居宣長 | 村上淳一 | 東アジア | 梅棹忠夫 | 森 恵 | 歴史 | 歴史と人口 | 法哲学・法理論 | 渡辺浩 | 環境問題 | 生活史 | 知識理論 | 石井紫郎 | 石川淳 | 社会契約論 | 社会科学方法論 | 科学哲学/科学史 | 米国 | 経済 | 統帥権 | 美空ひばり | 羽入辰郎 | 自然科学 | 複雑系 | 西洋 | 言葉 | 読書論 | 資本主義 | 赤松小三郎 | 近現代 | 速水融 | 進化論 | 金融 | 金言 | 関曠野 | 靖国神社 | 麻生太郎