思想史

2019年1月 3日 (木)

デカルト『方法序説』1637年、を読む

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 ようやく読み終わりました。デカルト『方法序説』1637年、レイデン(谷川多佳子訳、岩波文庫版1997年)版で、本文99頁、訳者註23頁、訳者解説9頁です。その三つを 合わせても131頁。とても薄い。いつでも読める、と思うのでしょうか。未読なのに、既読感だけあるため、食指が動かない。これが《古典》と言うものなのかも知れません。
 右は教科書によく載る、フランス・ハルス作のデカルトの肖像画です。享年54歳のデカルト晩年の姿と推定されています。

 

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2018年7月18日 (水)

神の「影」 (The Shadow of God)

 キリスト教における、「神」vs.「ひと」、「ひと」vs.「ひと」の関係性を考えます。

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2018年6月16日 (土)

ライプニッツからマンデヴィルへ(From Leibniz to Mandeville)

 以下、村上淳一氏の著から2箇所引用します。

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2018年6月 4日 (月)

Emil Lask und Heidegger

Emil Lask(1875―1915)
ハイデッガーがその『存在と時間』(1927)、p.218脚註(独語版)おいて、「現象学研究の主流の外で《現象学的真理論》の研究を肯定的に引き継いでいる唯一の者はラスクである。」とラスクに触れ、その『法哲学』『判断論』を挙げていることを見ますと、エミール・ラスクの重要性を少し想像することができそうです。現代は新カント派を過小評価し過ぎているのかも知れません。

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2018年3月31日 (土)

二つのヨーロッパ

 このところ、関東の太平洋側は好天に恵まれ、実に気持ちの良い日が続いています。本当に、日本列島の春先の太平洋側の気候は素晴らしい。

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2017年8月16日 (水)

東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(2)

 本書の理解に役立ちそうなものに気付いたので、2つ付け加えておくことにする。私は、その言説にどこまで同意するかは別として、東浩紀が志のある言論人であると諒解した。

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2017年8月15日 (火)

東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(1)

東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』2017年4月

 表題の本を読了したのだが、どう言うべきなのか読後感を書きあぐねている。とりあえず、書き綴ってみることにする。

 私にとり最も興味深かったのは、第1章「観光」、第2章「政治とその外部」、第5章「家族」なので、そこらへんからやってみよう。

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2017年5月29日 (月)

「朕の新儀は未来の先例」

 表題は、今から七百年前の帝王の言である(後醍醐天皇)。一瞬「未来を予言する最良の方法は、未来を作ってしまうことだ」をつい想起してしまう。

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2017年5月 7日 (日)

テロリズムのエートス

以下、国史大辞典(吉川弘文館)の「原市之進」の項にこうある。

「文久元年(一八六一)五月東禅寺事件が起って幕府の攘夷派への圧力が強まると、大橋訥庵らとともに老中安藤信正の要撃を謀議した。」

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2017年5月 5日 (金)

幕末維新最大の謎

戦前日本の国家神学と言えるものは、《水戸学》である。戦前の日本人をその一言で黙らせた《国体》というマジックワードも、会沢正志斎『新論』が発明したものだ。したがって、私たちは一つ謎に逢着する。

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