夜の言葉(アーシュラ・K・ル=グイン)
竜の物語に耳を傾けない人々はおそらく、政治家の悪夢を実践して人生を送るように運命づけられていると言っていいでしょう。わたしたちは、人間は昼の光のなかで生きていると思いがちなものですが、世界の半分は常に闇のなかにあり、そしてファンタジーは詩と同様、夜の言葉を語る者なのです。
アーシュラ K. ル=グイン『夜の言葉』(スーザン・ウッド編、山田和子・他訳)1985年サンリオSF文庫、p.7
上記は、米国の著名なSF・ファンタジー作家の言ですが、同じことを指さしているように私には思われる日本の詩人の言葉があります。
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