幕末・明治維新

2020年10月18日 (日)

橋爪大三郎氏の書評『日本を開国させた男、松平忠固』(毎日新聞/今週の本棚)

 先に、弊ブログで書評記事を掲載しました、関 良基『日本を開国させた男、松平忠固: 近代日本の礎を築いた老中』作品社 2020年07月15日刊に、橋爪大三郎氏が書評を寄せられました。

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2020年10月 6日 (火)

幕末維新テロリズムの祖型としての徂徠学(2)/ Ogyu Sorai as the prototype of the Meiji Restoration terrorism

(1)から続く。

 「斬奸状」というものがあります。狂気にかられた暗殺者たちが、己の殺人行為の正当性を世間に主張するため、被害者がいかに「悪者」であるかを縷々書き記した文書です。これに関して、非常に面白い文献があります。下記です。

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2020年10月 2日 (金)

幕末維新テロリズムの祖型としての徂徠学(1)/ Ogyu Sorai as the prototype of the Meiji Restoration terrorism

 19世紀半ば、日本列島では、テロ、政治的暗殺が吹き荒れました。「暗殺の中から生まれた明治政府」(1)とはけだし名言です。

(1)『東アジアの弾圧・抑圧を考える ―19世紀から現代まで 日本・中国・台湾』春風社2019年12月、p.13「序」(岩下哲典氏筆)
また、同書所収、関良基「江戸末期の暗殺と明治の弾圧の言説分析ー「国体」「売国」「国賊」「大逆」」pp.129-164は、類編がない重要な論考です。是非ご参照ください。

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2020年9月 2日 (水)

関口すみ子『御一新とジェンダー』2005年東京大学出版会〔1〕

関口氏とウォルソール氏がそれぞれに「告発」していることは、近代社会こそが女性を抑圧する制度を作りだしていたにもかかわらず、それ以前の社会と比較すれば良いはずだという文明開化=進歩観に基づく「常識」によって、それを「隠蔽」してきたということであり、その「常識」が(おもに男性たちによって)現在にいたるまで踏襲されてきたということである。〔本記事後段の、澤井啓一氏書評より〕

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2020年8月28日 (金)

書評:関 良基『日本を開国させた男、松平忠固: 近代日本の礎を築いた老中』作品社 2020年07月15日刊

関 良基『日本を開国させた男、松平忠固: 近代日本の礎を築いた老中』作品社 2020年07月15日発刊

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2020年6月24日 (水)

江戸モラリズムへの死刑宣告者

 福澤諭吉の業務上横領罪については既に指摘しました。下記。

藤井哲博『咸臨丸航海長小野友五郎の生涯』1985年中公新書: 本に溺れたい

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2020年6月22日 (月)

「禁裏様」と二十一世紀

 『21エモン』という漫画をご存知でしょうか。藤子・F・不二雄が1968年から1969年にかけて『週刊少年サンデー』に連載したSFコメディです。私は小学生の時分、その連載を読んだくちです。

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2020年4月19日 (日)

大奥フェミニズム(2結) Ooku feminism / Political power of Great Interior in Tokugawa Japan

(1)より 

 徳川家の大奥が政治的力を持っていた理由ですが、徳川末期、天璋院篤姫の輿入れの経過を見ると一つ判明することがあります。

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2020年2月27日 (木)

密貿易と「開国」、そして「維新」

 先に投稿した記事の中で、驚くべきは、元「金の卵」たちの、子どもの頃はみな裸足だった、という回想です。

鹿児島駅8時38分発 わが心の集団就職列車 - YouTube  ⇒ 17:23 / 46:29 ~18:22 / 46:29

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2019年11月 4日 (月)

藤井哲博『咸臨丸航海長小野友五郎の生涯』1985年中公新書

 以下は、藤井哲博『咸臨丸航海長小野友五郎の生涯―幕末明治のテクノクラート』1985年中公新書(No.782)、からの抜粋です。それは、幕末維新の二人の英雄(一人は政治英雄、他の一人は文化英雄)の評価に関わるものとして無視できない記述と考えます。その意味で、広く知られたほうが良いと判断しました。その二人とは、勝鱗太郎福澤諭吉です。

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