知識理論(theory of knowledge)

2024年5月 4日 (土)

Can humans communicate with objects?

The microwave oven will notify you when it is ready with a "ding! when the microwave oven is finished. Washing machines also buzz when the laundry is finished. A navigation system in a car will say "Happy New Year" to the driver. It is as if a machine is talking to us. Is this communication with things?

*See also
ヒトはモノとコミュニケートできるか? : 本に溺れたい

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2024年4月22日 (月)

愚かな勉強法と賢い勉強法/ Stupid, or Smart Study Methods

Quora、というQ&Aサイトでたまたま見かけたのが下記。

(25) 頭の悪い人間のする勉強方法は? - Quora

ある回答者は、以下のように返信しました。

「解ってから先に進むと言うのが一番下手な勉強法です。」
「解らなくても良いからどんどん先に進む。ただし進みっぱなしでは駄目です。時々戻ってこなくてはならない。そうすると、あの時解っていなかったことが、驚くほど簡単に解っていることに気がつく。螺旋状の輪を描きながら先に進んで行くのです。」

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2023年8月12日 (土)

「鐘」と「撞木」の弁証法、あるいは、プロンプトエンジニアリング(2)

弊記事、「鐘」と「撞木」の弁証法、あるいは、プロンプトエンジニアリング: 本に溺れたい

に、コメントを頂きました。その返信を書いているうちに長くなってしまいましので、改めて記事化すことしにしました。

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2023年7月19日 (水)

「鐘」と「撞木」の弁証法、あるいは、プロンプトエンジニアリング(1)

社会学者の加藤秀俊が、『取材学』中公新書1975年に、interviewerとintervieweeの関係を、鐘と撞木に例えていました。鐘がすばらしく鳴るには、良い鐘であるとともに、撞き手の技量(問題領域に対する理解度、事前の準備、質問の工夫、質問者の知的水準、知的バックグラウンド)に左右される、と。まさに、chatGPT は、極めて優れた鐘であり、このAIに素晴らしい音を鳴らせることができるか否かは、この鐘の特性や傾向を理解して、どこを、どう撞けば、今の自分に最も有効な音をならせるか、という撞き手の手腕が露骨に出てしまう情勢まで、時代は来ているということです。


「問題の発見」「問題の定式化」「問題の提示」等に関して、その重要性を典型的に示すのは、数学の世界です。

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2023年7月16日 (日)

You don’t know what you know

  what we don't know what we  know
We don't know complete ignorance  (A) tacit knowledge, or body knowledge (C)
We know finding and setting up the problem(B) being aware(D)

What is knowledge? And what do the terms "know" and "don't know" refer to? The following is an attempt at a test discussion as a starting point for thinking about this.

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2023年5月 1日 (月)

Wataru Kuroda's "Epistemology"

 This article is based on the article "Ninshikiron / Epistemology" in Heibonsha World Encyclopedia, 2nd edition (1999).

 When I happened to take a look at this article, I was so impressed by its excellent contents that I wondered who was in charge of this article, and upon checking the author of the article, I was convinced that it was the late Wataru Kuroda (philosopher, October 21, 1928 - May 31, 1989).

  No wonder, it gives a concise overview of the history of Western philosophy, covers some interesting topics, and concludes by presenting the contemporary significance/issues of "epistemology". One word: excellent writing.

Since this article has a copyright holder and is only partially published (unsigned) on the Internet, it would be illegal to post the full text, even privately, on this blog. However, it would be a shame for this brilliant finding to be buried in an encyclopedia entry. Therefore, as a fan of Wataru Kuroda, I have decided to (secretly) post it on this blog until I receive a request from the copyright holder to remove it.

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2023年4月30日 (日)

黒田亘の「認識論」

 本記事は、平凡社世界大百科事典第2版(1999年)、の項目「認識論」を私的に掲示したものです。

 たまたま本項目を瞥見した際、その見事な内容に感銘を受け、いったい誰が担当したのかと思い、項目執筆者を確認しますと、それは故黒田亘氏(哲学者、1928年10月21日~1989年5月31日)であると知り納得しました。

 道理で、簡潔に西欧哲学史を概観しながら、興味深い話題も取り上げ、最後には「認識論」の現代的意義/課題を提示して結語としています。素晴らしいの一言。

 本記事には著作権者がおり、ネット上、部分的に公開(無署名)されているだけですので、私的ではあっても全文を本ブログに掲示するのは違法行為となります。しかし、この見事な知見が事典項目の中に埋もれてしまうのは如何にも惜しい。そこで、著作権者から削除依頼が来るまでは、黒田亘の一ファンとして(こっそり)本ブログに掲載させて頂くことにしました。

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2023年2月 8日 (水)

弊ブログ主のインタビュー記事、第2弾(2023年2月)

 弊ブログ主(renqingこと、上田悟司)のインタビュー記事が、前回 同様、『風餐UNPLUGGED』11号、に掲載されました。雑誌目次は本記事後半に掲載しました。 もしご関心をお持ちいただけるようなら、下記、編集部(連絡先メール・アドレス)までお問い合わせください。

問い合わせ先
風餐編集部(府川さん) logos380@qd5.so-net.ne.jp

※今回の弊インタビューのテーマは、複雑系経済学、です。


 追記しますと、本
誌中の、「OIL, WATER and ROCK Dominic Berry」は、西欧人による関曠野(英文)としては世界初(?)のものではないかと思います。ご関心を頂ければ幸甚。

※正誤表(2023/02/14)頁はすべて本誌。
p.45  〔誤〕塩沢由典プロフィール「中央大学商学部教授。現在に至る。」
        〔正〕塩沢由典プロフィール「中央大学商学部教授。2015年同退職。現在に至る。」
p.47  〔誤〕上田「この理論は塩沢さん、谷口和久、盛岡真史の三人が」
        〔正〕上田「この理論は塩沢さん、谷口和久、岡真史の三人が」

※塩沢由典氏のHP上(短信・雑感欄)で、お褒めの言葉を頂戴しました。ご参照頂ければ幸甚。
塩沢由典公式ホームぺージ(新しいPortal: 2021年11月から)

 

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2022年10月 7日 (金)

高1数Aの使い道(新型コロナ感染症へのアプローチ)/Consider COVID‑19 using high school mathematics(2)

前回の記事、

高1数Aの使い道(新型コロナ感染症へのアプローチ)/Consider COVID‑19 using high school mathematics(1): 本に溺れたい

に、ご質問を受けました。下記です。

Q.「《偽陽性》が問題なら、そもそも、問題文の中の〈ある病原菌の検査試薬は、・・・、感染していないのに誤って陽性と判断する確率が2%である。〉の部分が、《偽陽性》の確率なのでは?」

 このお尋ねに対する私の回答は以下です。

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2022年8月29日 (月)

「具象以前」湯川秀樹(1961年1月)

 人生のもっとも大きな喜びの一つは、年来の希望が実現した時、長年の努力が実を結んだ時に得られる。私のような研究者にとっては、長い間、心の中で暖めていた着想・構想が、一つの具体的な理論体系の形にまとまった時、そしてそれから出てくる結論が実験によって確認された時に、最も大きな生きがいが感ぜられる。しかし、そういう瞬間は、私たちの長い研究生活の間に、ごくまれにしか訪れない。私たちの人生のほとんど全部は、同じようなことのくりかえし、同じ平面の上でのゆきつもどりつのために費やされてしまう。日々の努力によって、相当前進したつもりになっていても、ふりかえってみると、結局、同じ平面の上の少し離れたところにきているにすぎないことを、あまりにもしばしば発見する。一つの段階からもう一つ上の段階に飛びあがれるのは、それこそ天の羽衣がきてなでるほどに、まれなことである。

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