知識理論

2020年6月12日 (金)

塩沢由典『増補 複雑系経済学入門』2020年5月ちくま学芸文庫(2)

(1)より (3)

 本書の内容は、著者によって4部構成になっています。第1部 なぜ、複雑系経済学か、第2部 科学知のパラダイム転換、第3部 合理性の限界とその帰結、第4部 自己組織する複雑系、の4部です。そして今回の増補部分である、補章『複雑系経済学入門』以後の二〇年、で5つのセクションとなります。私もこれに則り書評を試みることとします。

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2020年5月 2日 (土)

The discourse construction of reality/「現実」の言説的構成

 「現実 reality」は、実は言説によって構成されます。なぜなら、ヒト以外の動物は、「身体」を進化させ、その「身体」にピッタリ fit した「世界」で生き延び暮らしていますが、ヒトはある時点から「身体」の進化を停止し、そのかわり言説によって構成された「世界」を構築し、その「世界」を進化させることで生き延びてきているからです。

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2020年1月20日 (月)

ラプラスの悪魔 / démon de Laplace / Laplacescher Geist

 いわゆる「ラプラスの魔」について考える準備作業として、一応原典をメモしておくことにしました。

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2020年1月12日 (日)

因果律と論理(the universality of causation and logic)〔改訂増補20200114〕

 弊ブログに久しぶりにコメントを戴きました。下記です。

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2018年12月25日 (火)

日本人と論理(1)

 下段の抜粋は、以下の書籍から。忘年会の話題に、「日本人と合理性・非合理性」が出てきたのですが、帰宅後、下記の記述を思い出したので、備忘とします。多少、個人的に異論もありますが、それは近日中に、ということでご容赦。

末木剛博『東洋の合理思想』1970年、講談社現代新書、pp.18-20
序章 東洋思想と論理、<3> 日本思想の特性、より

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2018年8月17日 (金)

発見法としての類比と隠喩(analogy or metaphor as heuristics)

 類比(analogy)と隠喩(metaphor)は、知的創造において有効な道具です。

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2018年8月14日 (火)

「できる can do 」とは「思い出す recall」こと

 久しぶりの、続きのようなものです。

「わかる・できる」マトリックス(1)
「わかる・できる」マトリックス(2)

「わかる・できる」マトリックス(3)

 前回までは、2×2のマトリックスで表現してみましたが、今回は集合で使うベン図(Vénn dìagram)で表現してみます。マトリックスでは「状況の推移」が直感的にわかりましたが、ベン図では「状態の位置関係」を鳥瞰するのに便利です。

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2018年7月20日 (金)

言葉の織物(A Textile of Language)〔2〕

前回からの続き。

 私は、ヨハネ福音書の、少なくとも冒頭部の、「初めに言があった。」は真実を穿っているのではないかと考えています。

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2018年7月18日 (水)

神の「影」 (The Shadow of God)

 キリスト教における、「神」vs.「ひと」、「ひと」vs.「ひと」の関係性を考えます。

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2018年7月12日 (木)

言葉の織物(A Textile of Language)

 三島由紀夫は、小説の世界をこう語ります。

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