未来を予言する最良の方法は、未来を作ってしまうことだ(2)
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少なくとも、米国東部における政治言説の先鋭な対立は、この二人を機軸にして回転しているように思う。ま、勘だけど。いろいろ調べたいが時間がない。
* Himmelfarb については下記参照。
** Skocpol については下記参照。
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T. S. Eliot
The Love Song of J. Alfred Prufrock、より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おれはもう何でも全部知っちゃったのだ、何でも全部。
夕暮れだって、朝だって、午後だって全部知っちゃったのだ、
コーヒーの匙で、おれはおれの一生を測ってしまった。
大岡信 『詩への架橋』岩波新書(1977年)、p.202
For I have known them all already, known them all--
Have known the evenings, mornings, afternoons,
I have measured out my life with coffee spoons;
(原文、49-51行)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これを、大岡は「威勢のいい絶望」(同上、p.202)と評している。至言というべし。
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「・・・。
シリア国境もほとんど同じくらい混雑していたが、ずっとリラックスした雰囲気だった。人々は車の外に出てストレッチしていた。お互いに気づいて手を振ったり、悲惨な話や噂話を車の窓越しにやりとりしている人もいた。なにより重要なのは、私たちはみんな平等だということだった。スンニもシーアも、アラブ人もクルド人も・・・シリア国境要員の前では私たちはみな平等だった。
私たちはだれもが難民だった―金持ちも貧乏人も。難民はみな同じように見えた。どの顔にも独特の表情があった。悲しみの混ざった、不安を帯びた安堵の表情。どの顔もほとんど同じように見えた。
国境を越えてから数分の間、心は極限に達した。安堵と悲しみがいちどきにどっと押し寄せて私を圧倒した・・・たった数キロ、たぶん20分くらい離れただけで、こんなにもはっきりと生と死が分かれるとは。
だれひとり見ることも触れることもできない国境が、車両爆弾や民兵や殺し屋集団と・・・平和と安全の間に横たわっているなんて。今も信じるのがむずかしい。ここでこの文を書きながら、どうして爆発音が聞こえてこないのかしらとふと思ってしまう。
飛行機が頭上を通過する時に窓がガタガタいわないのが不思議だ。黒装束の武装集団が今にもドアを破って入ってきて私たちの命を奪うのではという思いからなんとか抜け出そうとしているところだ。道路封鎖や早期警戒機[レーダーを取り付けた軍用機]やムクタダの肖像画などなどがない街路に目を慣らそうとしている。
車でほんのちょっと行った先には 、こういったものすべてがあるというのに。
午前0時6分 リバー
(翻訳:いとうみよし) 」
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「もちろん、その壁は誰をも保護などしない。 私は時々、ヨーロッパで強制収容所が始まる時もこんなだったのではないかと思う。ナチ政府はおそらくこう言っただろう「いいかい、私たちはこの小さな壁でユダヤ人たちを保護しようとしているだけなんだよ。これで、誰もこの特別地域に入って彼らに危害を加えることはできなくなるだろう!」と。 しかし、それはまた、そこから出られなくなるということでもある。」
「壁が崩壊する前のベルリンや現在のパレスチナのように、今こそアメリカにとっては、物理的に分割して征服する時になった。このようにして、彼らは、「シーア派地区」からスンニ派を、「スンニ派地区」からシーア派を追い出し続けることができるというわけだ。 」
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昨日、18:10から放送してた「NHK海外ネットワーク 裁判なしに無期限拘束・米のテロ容疑者収容所・高まる批判」をたまたま見た。
むむ、なんという・・・。《自由と民主主義を守るため》が聞いてあきれる。以前から話には知っていたが、これでは、かつてのわが大日本帝国や、《自由民主党》政府の下の、法務省(Ministry of Justice、正義省!?)・入国管理局の外国人取り扱い、軍事独裁政権下の人権抑圧と同じじゃないか。ま、コイズミやアベなら、「よくやってくれているなァ。」と、わが事のように深く頷くだろうが。
たとえ、キューバにあるグアンタナモ米海軍基地が、米国本国外であり、米国の法律が適用されないとしても(昨年、6/29に米最高裁でそれ自体が違法との判断が出ている)、法律以前の法、「人道に対する罪」すなわち、自然法は存在するのだ。“故”大日本帝国政府および帝国陸海軍は、「人道に対する罪」=自然法で裁かれた。それなら、全く何の根拠もなく、人を拘束し、収容所にぶち込み、あまつさえ拷問までしている米国政府も、たとえ実定法下になくとも、「人道に対する罪」=自然法によって裁かれるべきである。
関連リンク
1)無実の罪で収容されていた人たちを映画化
映画「グアンタナモ、僕達が見た真実」
2)経緯、内実に関する情報は、アムネスティ日本のサイトへ。
グアンタナモにNO! *米国大統領に抗議メールが送れます。
3)グアンタナモ基地の歴史的経緯、地理に関する情報は下記を参照。
敵国の中に堂々と居座る米軍基地 グアンタナモ湾 アメリカ領
*グアンタナモ基地の位置を確認するには下記の地図がわかりやすい。
キューバ・グアンタナモベイ海軍基地 -”敵国”の中の軍事基地
4)関連ニュース・リンク
<グアンタナモ基地>対テロ戦争の拘束者収容開始から5年
1月12日12時4分配信 毎日新聞
「 米国によるグアンタナモ米軍基地への対テロ戦争の拘束者の収容開始から5年に合わせ11日、ワシントンなど世界20カ国以上の都市で収容所の閉鎖と公正な裁判を求める抗議行動があった。息子をイラク戦争で亡くした米国の「反戦の母」として知られるシンディ・シーハンさんらはグアンタナモ基地周辺で閉鎖を求めた。」
最終更新:1月12日12時4分
毎日新聞
潘事務総長が就任後初の会見
1月13日8時32分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
「 また、テロ容疑者への人権侵害が指摘されるキューバのグアンタナモ米軍収容施設について「閉鎖されるべきだ」と明言。来週ワシントンで行われるブッシュ大統領との会談で、この問題が直接話し合われる可能性も出ている。」(ニューヨーク 長戸雅子)
最終更新:1月13日8時32分
フジサンケイ ビジネスアイ
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従って、どれほど対外的に強面(こわもて)ぶっても、ブッシュから早く中国に行ったほうがいいよと示唆されれば、内心嫌でも「は、はぁ」と、安倍内閣誕生後初の外国訪問先が中国になるし、米国政府がインドの核保有を認めれば、ホイホイと「美しい日本国」安倍内閣も、認めるわけである。
こういう手合いを、中国語で「走狗 zougou」と言い、中国人が最も忌み嫌う罵詈雑言だ。権力者にペコペコする御仁は、普通の感覚では、「見苦しい、醜悪な」といったりするから、これでは、安倍内閣の主要仮想敵国、中国からだって、敵にも値しないと思われることだろう。
NPT体制にもともと矛盾(=原罪?)があったとはいえ、それに眼をつぶり、その体制をタテマエとして大きな外交方針としてきのは、日本政府である。それを鶴の一声で変え、恬として恥じないのであれば、「核保有国」朝鮮人民民主主義共和国に、何を言っても説得力ないだろう。下記↓参照。
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イラクは、内戦という分水嶺の向こう側へ勢いよく転がりだしてしまった。↓
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シーア派民兵、報復開始 イラク、内戦転落の恐れ
【カイロ25日共同】イラクの首都バグダッドで24日、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師が率いる民兵組織「マハディ軍」とみられる勢力が、スンニ派住民6人に灯油をかけて焼き殺したほか、スンニ派のモスク(礼拝所)などを焼き打ちし、少なくとも計約30人以上が死亡した。AP通信などが報じた。23日にシーア派住民ら200人以上が死亡した、過去最悪の規模の連続テロに対する報復が広がり始めたもようだ。
宗派対立による治安の混迷がさらに深まり、事実上の内戦に転落する恐れが強まった。カジ国連事務総長特別代表は「統制の利かない暴力の応酬によって、イラクの社会構造や将来の平和への期待が脅かされている」と警告した。
警察によると、バグダッドでは24日、金曜礼拝を終えモスクを後にしたスンニ派住民が、マハディ軍兵士らに襲撃され、6人が死亡。スンニ派地区では、ロケット弾や自動小銃で武装したマハディ軍兵士らが、モスク4カ所や民家を攻撃し火を放った。シーア派地区のサドルシティーでは、付近のスンニ派地区にロケット弾を発射した場所を、駐留米軍のヘリが空爆した。
サドル師派の連邦議員らは、今月末に予定されるブッシュ米大統領との会談をマリキ首相が中止しなければ、議会活動を停止すると表明。マリキ政権に大きな打撃となるのは必至だ。
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内戦と動き出した歯車は、既に米国の思惑を超えだしてしまっている。↓
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イラク 分裂すでに独り歩き 各派、米軍と「別の論理」
【カイロ=村上大介】米国のラムズフェルド国防長官の辞任によって、ブッシュ政権の対イラク政策がいかに変化しようと、泥沼化したイラクの治安情勢の改善に大きな影響を与える可能性は少ない。宗派抗争を軸としたイラク分裂に向けた動きはすでに米軍の存在とは別次元の論理で表面化しており、米国が打てる手は限られている。
イラクのイスラム教スンニ派政治勢力からは、「米国が正気に戻りつつあることを示すものだ」(イラク国民対話のムトラク党首)などと、ラムズフェルド氏辞任を歓迎する声が上がった。同党首は戦後の政治プロセスに参加し、スンニ派反米武装勢力とは一線を画しているが、ブッシュ政権の政策に対する反感は、フセイン政権崩壊で片隅に追いやられたスンニ派に広く共通する。
一方、戦争を契機に主役に躍り出た多数派のシーア派の反応は微妙だ。シーア派主導のイラク政府報道官は「内政問題だ。われわれは政府に対応しているのであり、個人ではない。(米国の)戦術に変化はあっても戦略は変わらないだろう」と述べるに留まった。
マリキ首相は、米軍からイラク治安部隊への早期の権限移譲を訴えているが、同政権の治安維持能力は依然として脆弱(ぜいじゃく)であり、米軍の駐留なしには政権の存続自体が危うくなる。要求の背景に、米軍の後ろ盾で治安組織をシーア派に有利な形で固めてしまいたいという思惑があるのは明らかだ。
こうした中、議会の穏健スンニ派政治勢力は8日、宗派抗争による無差別殺人の中心にいるとされるシーア派民兵の解体にマリキ政権が真剣に取り組んでいないとして、「このままでは政治プロセスを捨て、武器を取らざるを得ない」と脅しに近い声明を発表、戦後の政治プロセスも曲がり角にさしかかっている。
宗派抗争に手を染めていない北部のクルド人勢力は、91年の湾岸戦争後、すでに独自の政府を持つ自治区を確立しており、イラク中・南部が内戦状態になれば、ためらいなく独立に向けた動きを速めるだろう。
10月の宗派抗争の犠牲者は首都バグダッドを中心に1300人近くにのぼった。スンニ派武装勢力や国際テロ組織アルカーイダ系のイスラム過激派も活動を弱めておらず、10月の米兵の死者は戦後3度目の100人を超えた。
米軍がシーア派を押さえにかかれば、同派内でもっとも強力な民兵を擁する反米強硬派のサドル師派との正面対立に向かいかねない。米軍は、シーア、スンニ両派の争いに下手に介入しようとすると、双方から銃口を向けられる立場にある。
しかし、米軍が早期にイラクから撤退すれば、イラクに潜在してきた宗派・民族間の確執に対する重しは完全に消える。一方、状況が好転する見通しがないまま駐留を続ければ、すでに2800人を超えた米兵の死者は増え続けることになる。
◇
≪共和党・次期大統領有力候補 マケイン上院議員≫
■「イラクで勝利なお可能」
「反乱を打ち砕き、宗派対立に政治的解決をもたらすのに不可欠な一定の治安を確保するのに十分な米兵力がイラクにあるのかどうか、ゲーツ次期国防長官と話したい。従軍中の州兵、予備役の重い負担を軽減する目的も込めて、陸軍と海兵隊を増強することが緊急に必要かも協議したい。イラクでの勝利はなお達成し得る。米国が混乱から逃げ出すことは想像しがたい。米国民がイラク戦争で厭戦気分になろうとも、勝つためになすべきことをやることが兵士の早期帰還につながる」(議員のホームページに掲載された8日の声明)
≪民主党外交委員長有力候補 バイデン上院議員≫
■「各派自治で包括的解決」
「われわれは新しい目でイラクをとらえ、進路変更にも真剣だというメッセージを米、イラク両国民と世界に送る必要があり、(長官辞任は)2つとも果たした。スンニ派、シーア派、クルド人に自治を営める余裕を与えることでイラクという国を維持し、石油収入を分け合い、周辺国を関与させるという包括的な政治解決がわれわれに残された唯一のチャンスだ。国益を損なわず、混乱をめぐり独裁者と取引もせず、責任を果たしてイラクを去ることができる唯一の方法だと信じる」(議員のホームページに掲載された8日の声明) ◇
■米国の対イラク政策の経過
2001・9・11 米中枢同時テロ発生
03・3・20 米英がイラク攻撃開始
4・9 バグダッド制圧、フセイン政権崩壊
5・1 ブッシュ大統領、大規模戦闘終結を宣言
7・13 イラク人による暫定統治機関「統治評議会」発足
12・13 米軍がフセイン元大統領を拘束
04・6・28 イラク暫定政府に主権を移譲、連合軍暫定当局は解散
11・2 米大統領選でブッシュ氏再選
05・1・20 ブッシュ大統領2期目スタート
1・30 イラク国民議会選挙
4・28 移行政府発足
10・15 憲法草案についての国民投票
12・15 憲法に基づく国民議会選挙、シーア派会派が第一党
06・6・8 米軍、ザルカウィ容疑者死亡と発表
10・30 治安悪化、10月の米兵死者100人に達す
11・5 フセイン元大統領に死刑判決
7 米中間選挙、民主党躍進
8 ラムズフェルド国防長官辞任発表
(産経新聞) - 11月10日8時0分更新
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そして、米国にとり、イラクへの軍事行動期間は、日米戦を超えた。↓
*「イラク、事実上の内戦へ」で既にお知らせしたが、米国防総省が上院へ提出したイラク報告書のPDFのネット上の在り処を再掲しておこう。
Measuring Stability andSecurity in Iraq, August 2006
Report to Congress In accordance with the Department of Defense Appropriations Act 2006 (Section 9010)
このReportでは、p.33 (pdfでは、33/66)の、‘Concerns of Civil War’(内戦への懸念)を参照されたし。
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米国国防総省が9月1日、議会への報告で、内戦への懸念を表明している。
「イラク内戦」の恐れ警告=宗派抗争激化、部隊削減困難に-米国防総省*
で、これを受けて、ブッシュは以下のように弁明にこれ努めている。
米大統領演説 対テロ「戦時」印象付け
しかし、そもそも関係者からはいくらも批判はあった。
そのうえ、身内からも、↓こういう証言は既になされていた。
制服組は、すでに8月3日の上院軍事委員会公聴会で証言していたわけだ。その公聴会には当然、ラムズフェルド国防長官らも出席していたわけで、自分の証言のさい、弁明に大童(おおわらわ)だったことは無論だ。それにしても、制服組の派遣軍責任者による内戦証言を、苦虫を噛み潰した顔で聞いていたであろうラムズフェルドの顔を想像することは、バグダッドの悲惨な現実を考えると不謹慎であるが、多少は溜飲が下がろうというものだ。ここから伺われる構図は、現場のプロ(制服組)は嫌々なのに、シビリアンコントロールゆえ、国防総省をハイジャックしているネオコン(背広組)の命令に服さなければならない、ということだろう。
ネオコンにおけるこの「現世拒否」は、史上最強の国家、米国をいずこへ引きずり込むのであろうか。嬉々として、その走狗(中国音でゾウ・ゴウと発音する、最低の侮辱語)と成り下がっている立憲君主制もどき前近代国家「日本国」の未来ともども、暗然とせざるを得ない。
*国防総省のレポートをご覧になりたい方は、以下でPDFをDLできる。Reportでは、p.33 (pdfでは、33/66)の、‘Concerns of Civil War’を参照されたし。
Measuring Stability andSecurity in Iraq
August 2006
Report to Congress
In accordance with the Department of Defense Appropriations Act 2006
(Section 9010)
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ネオコンと若きトロッキストたちの関連を探る興味深い文献↓があった。
アラン・ウォールド「トロツキストはペンダゴンを動かしているのか」
一つ感じることは、第一次大戦から戦間期にかけての、英米の左翼(ないしマルキスト)の流れについて私がいかにも無知なだったこと。この時代に青春(十代後半ころ)を送った人々こそが、第二次大戦後、それぞれの社会のさまざまな領域で、イニシアティブをとるわけだから、そこへの目配りがいままでほとんど無かったのは、盲点だった。
ということで、かなり中途だが、いろいろあるので、次回以降に続く。
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この標題に関して、興味深いエッセイが下記に掲載されている。
「創文」 2006.06 No.487 創文社刊
橋本努「二十一世紀の政治思想 - ヒンメルファーブとシュトラウス -」 p.1-5
橋本が特筆する思想家は、ヒンメルファーブ、シュトラウス、そしてH.アーレント、だ。この三者は、直接の交流はなくても、すべて、戦間期から1950年代にかけての、ニューヨークのニュー・カレッジで交錯する。
これに付け加えるなら、一群の若きトロッキストたち、だろう。
若きトロッキストたちのネオコンへの変貌。これは、日本での、「あたらしい教科書を作る会」系の人々が元左翼だった事実と暗合するし、昭和前期日本の革命家たちが、自然に国家主義者へ横滑りすることも想起させる。ただ、そこに行く前に、もう少し、ネオコンを見てみなければならないだろう。それは次回以降に。
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来年3月で期限が切れる在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の特別協定。早速、ラムズフェルド米国防長官から、「延長してね、ウフッ。」と甘く迫られたらしい(下記参照↓)。町村外相も、「や、やらせてもらいます。」と紅潮して答えたかも知れない。
思いやり予算の削減回避を=新協定締結で米国防長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051030-00000006-jij-int
それにしても、国連安保理常任理事国入りを、中国と組んでまで真正面から邪魔され、世紀の恥を世界中に晒されても、米国についていく心理とはなんなんだぁ?。
岡惚れの相手から、性懲りもなくまた小遣いせびられて、それでも思わず「ウン。」と言ってしまう、とってもカワイソーな人をどうしてもイメージしてしまうんですが。単なる私の自虐史観、いや趣味、でしょうか(?-?。
参考
平成18年度防衛力整備と概算要求の概要(PDF:2.6M)
http://www.jda.go.jp/j/library/archives/yosan/2006/18gaiyou.pdf
の、25頁を参照。
(2)在日米軍駐留経費負担(2,319億円)
○ 現行特別協定は平成18年3月で失効するが、今後の措置につい
ては、現在協議中であり、現行協定の内容で、在日米軍従業員の給
与及び光熱水料等の所要の経費を計上
○ 提供施設の整備等について、所要の経費を計上
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米軍制服組トップに海兵隊大将↓が就任した。
マイヤーズ統参議長が退任、後任に海兵隊出身ペース氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000211-yom-int
そもそも、米国海兵隊 (U. S. Marine Corps)とは何か。
敵前上陸作戦において真っ先に突っ込む部隊であり、旧日本軍風に言えば《斬り込み隊》だ。米国民にとっては、危険に最初に飛び込み、最も多くの戦死者を出す、といったことから、米軍の勇猛果敢さ(=男らしさ)を思い起こさせる、米国人好みの軍だ。
古くは、米西戦争(1898)、新しいところでは、明白な侵略戦争であるグラナダ侵攻(1983)。日本人に思い当たるのは、先の対米戦での、ガダルカナル島、硫黄島、沖縄での激闘を担ったのが海兵隊である、といえば通りが良いか。
米映画「エイリアン2」で、エイリアンの巣食う惑星LV426へ、植民者たちを救出に向かうのも宇宙海兵隊(Space Marines)だった、なんてことを思い起こしてもらえれば、米国社会における Marines のステータスも理解できるだろう。
記事によれば、それほど米軍の信頼感をもたらしている部隊であるにも関わらず、米軍トップになることは初めての事だという。このタイミングでの Marine(フランス料理のマリネじゃないよ、勇者マリーンのこと) のトップ就任に関して穿鑿(せんさく)するなら、以下の点である。
・米軍内の士気の鼓舞 イラク戦争という義なき闘いの中での戦死者累増で、米軍内を揺るがす士気の阻喪、場合によっては厭戦気分を、払拭すること。
・元来、在外公館の警備も管轄しているのが Marine だから、今後ますますテロの対象となるであろう、世界中の嫌われ者米国の外交使節のセキュリティ重視のあらわれ。
沖縄駐留軍でひときわ大きなプレゼンスを誇示しているが、何を隠そう Marine だ。在日米軍再編、イラク駐留米軍にどのような影響をもたらすのか、少し、気にかけておいたほうがよさそうだ。
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※紹介者未読、ごめんなさい。m(_ _)m
アルスタイン『アメリカ帝国の興隆』、ミネルヴァ書房1970年、高橋章他訳、品切れ
しかし、原本のペイパーバックはまだ販売してます。
The Rising American Empire (Norton Library)
by Richard Warner Van Alstyne
pbk, 215 pages
W. W. Norton & Company; 2nd Ed edition (December 1, 1974)
ISBN: 0393007502
そして、Norton サイト
を見ると、ジョージ・ワシントンから連綿と流れる、現代のローマ帝国の建設、の理念を批判的に解読した歴史書のようです。著者は、名前からすると、オランダ系かもしれません。現在のブッシュ政権は、アメリカの本性がむき出しになっているだけといえそうです。
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