美空ひばり

2007年4月30日 (月)

曼珠沙華/山口百恵(1979年)

 renqingには、山口百恵の曲で好きなものが二つある。「夢先案内人」1977年と、この「曼珠沙華」1979年だ。前者はリアルタイムで聞き(ま、歳がバレますな)、後者は彼女の引退後、ベストアルバムを購入して知った。

 この二つは随分と趣の異なる曲だ。しかし、2年間しかその間はあいていない。彼女の歌手としての懐の深さを物語っているのだろう。

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2007年1月22日 (月)

モーツァルト vs. 美空ひばり(3)

 スポーツを中心としたコメンテーター、ジャーナリストとして活躍している玉木正之氏のサイトに、美空ひばりを論じた記事があった。深く共感したので、ご紹介しておこう。

ひばりの川流れ

 美空ひばりの天才を論じて余すところがない。やはり、美空ひばりは素晴しい。

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2007年1月12日 (金)

モーツァルト vs. 美空ひばり(2)

 つらつらと考えるに、モーツァルトと美空ひばりには共通点がある。

 それは、モーツァルトなら父レオポルトが、美空ひばりなら母喜美枝が、己の子の天才を世に認めさせるため、ドサ回り、つまり地方巡業をさせた点だ。

 モーツァルトは6歳(1762年)から、なんと10歳(1766年)まで、ミュンヘン、ウィーン、ドイツ各地、ベルギー、パリ、ロンドン、オランダ、パリ、スイス、と、4年間も「巡業」に明け暮れていた。美空ひばりは、8歳(1945年)から、11歳(1948年)までの3年間、売り出すことを目的に、各劇団に所属し、その巡業に同行する。

 何のことはない、モーツァルトも美空ひばりも、ステージ・パパ & ママが本人たちにくっついて、各地で必死に売り込んでいるわけだ。ま、それは後年、実を結ぶことになるのだが。

〔註〕前回記事へのコメントで、かぐら川さんが重要な指摘をしてくれている。
>(日本の音楽界は、軍楽隊というメディアによって西洋音楽を吸収した時代の「しっぽ」が、この「通俗曲」という言葉に残っていることを忘れて、「精神性」に走ってはいけないと考えるのです。)
 これは、旧日本軍が、軍の外側世界の民間のことを「地方」と言い習わしていたことと相等だろう。日本の近代文化への「軍隊」からの刻印は意外に根深いといわねばならない。

〔註〕下記も参照されたし。
モーツァルト vs. 美空ひばり

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2007年1月 9日 (火)

エルビスの歌う、未練恋歌

 エルビスが、切々と、綿々と、離れて行ってしまった恋人を後悔しながら思う歌がある。日本で言えば、ド演歌の類。こういうド演歌を嫌うのは、日本でも米国でも同じで、インテリ系統の snob な連中。この手の御仁は、エルビスが涙を浮かべてこの曲を歌い、美空ひばりが「悲しい酒」をホロリと歌えば歌うほど嫌悪するのだ。かくいう私もそうだった、と白状しよう。しかし、「悲しい」時は、「悲しい」と素直に歌えばよいのだ。

Always on My Mind (by Elvis Presley)
(words & music by Wayne Thompson - Mark James - Johnny Christopher)

Maybe I didn't treat you
Quite as good as I should have
Maybe I didn't love you
Quite as often as I could have
Little things I should have said and done
I just never took the time

You were always on my mind
You were always on my mind

Tell me, tell me that your sweet love hasn't died
Give me, give me one more chance
To keep you satisfied, satisfied

Maybe I didn't hold you
All those lonely, lonely times
And I guess I never told you
I'm so happy that you're mine
If I make you feel second best
Girl, I'm sorry I was blind

You were always on my mind
You were always on my mind

Tell me, tell me that your sweet love hasn't died
Give me, give me one more chance
To keep you satisfied, satisfied

Little things I should have said and done
I just never took the time
You were always on my mind
You are always on my mind
You are always on my mind

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2007年1月 4日 (木)

モーツァルト vs. 美空ひばり

 テレビ朝日で、毎週日曜日の午前中に「題名のない音楽会」という長寿番組がある。故作曲家黛敏郎が長く司会を務めていた。これに、元気な頃の美空ひばりが出演し、オペラのアリアを歌ったことがある。この放送を自宅で収録したビデオを「自分の宝物の一つだ」と公言していたのが黛の盟友で、指揮者の故岩城宏之だった。100個もの楽器で演奏される複雑なオーケストラの中で、主旋律を奏でるピッコロをその耳で聞き分け、しっかりメロディに乗って歌う美空ひばりに感嘆して、岩城は黛にこう語ったという。

「クラシック音楽の世界で、天才といえばただ1人、モーツァルトしかいない事になっているんだが、僕は美空ひばりをそこに加えたい。」

 他にも、岩城にはこんな発言がある。

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