坂本多加雄

2009年12月19日 (土)

《祀る神》vs.《祀られる神》(2)

 まずは、五ヶ條ノ御誓文 - Wikisourceを一瞥して欲しい。

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2006年11月23日 (木)

「御一新」 その隠されたモダニティ(2)

「・・・、保守派には明治以来それなりに一貫した教育観があること、しかもそれは土着的・伝統的どころか近代ヨーロッパの国家主義の論理に見事に一致している」p.25

関曠野「保守派の教育観を読みとく」『クレスコ』(大月書店)2006年9月号

「・・・、教育勅語とは何であったかを説明するのは、皇国史観ではなくてこのホッブズの教育論である。」p.25、同上

「そして勅語の意義は特定の思想を吹き込むことにはなく、儀式の魔術的効果によって臣民を思考停止の状態に置き、権利、義務、正義といった権力の正統性の評価にかかわる観念を理解できない人間にしてしまうことにあった。」p.26、同上

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2006年11月22日 (水)

「御一新」 その隠されたモダニティ(1)

 まずは、以下の二つの引用を対照して、その奇妙な並行現象に注目していただきたい。

「おそらく、国学や水戸学的言説で満たされていた当時の思想空間において、「神武創業」は、抜本的革新を志向する文脈に登場してくる必然性を持った観念だったのであり、しかもそれは、王政復古の大号令の一節、「旧来驕惰の汚習を洗い」にもうかがわれるように、長い年月の間に積もり重なった汚濁を排除して、「純粋の始原」の回復をめざすところの、その意味で、日本における「原理主義」とでも呼ぶうるような志向をともなっていたのである。」p.47

坂本多加雄『明治国家の建設 1871~1890』〈日本の近代 2〉、中央公論社1999年

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2006年11月18日 (土)

政治的な対立は、「なに」を実現するかということにとどまらず、まさしく、「だれ」が実現するかをめぐって生じるものだ

表題は、

坂本多加雄『明治国家の建設 1871~1890』〈日本の近代 2〉、中央公論社1999年
p.25 

より。

読了後、感想を掲載する予定。

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2006年3月11日 (土)

坂本多加雄『日本は自らの来歴を語りうるか』筑摩書房 1994年

 今、読み止しの本を紹介するのもどうかと思うが、この本は優れている。中でも、

三. 中江兆民『三酔人経綸問答』再読―「理想主義」と「現実主義」のあいだ

は、傑作の部類にはいるのではないか。著者の所属大学の紀要から転載したものということで、詳細な註が省かれているのは惜しまれる。他の所収エッセイと趣が異なる論文なので、ま、仕方ないか。

 兆民の『三酔人経綸問答』は、数多く論ぜられてきたであろう。そられをほとんど知らない私が言うのはおこがましいが、それでもたぶん五指に入る出来だと思う。

 ただし、私の高評価が、坂本論文の内容への賛意を同時に意味するわけではないことは言うまでもない。*

*あくまでも、価値自由(Wertfrei)な立場からのものである。

下記も参照を乞う。

シャツの第二ボタン

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2006年3月 3日 (金)

シャツの第二ボタン

「えーっと、なんだな、女房ってぇのは、シャツの第二ボタンみたいなもんだな。」「そりゃぁ、どうしてだい。」

「あっても無くても、同じ。」

 この、志ん生の小話なら、フェミコードには抵触しない?、だろう。
私のは、《米国にとって、シャツの第一ボタンは China であって、Japan ではない》っていう小話。

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