タミフル(インフルエンザ)

2008年1月18日 (金)

病気と食べ物(後編)

 前編の議論を受けて、一般的にこのように言える。

 朝、昼食は、これから活動するわけだから、ブドウ糖を補充すべきである。つまり、炭水化物を中心に摂る。食べても太らない。これから燃やすのだから。

 夕食は、タンパク質をとるべきである。つまり、肉、大豆類を摂るべきである。睡眠中に、摂取したタンパク質からアミノ酸を分解して摂り、体中の痛んだ細胞、古くなった細胞の置き換え、部品の交換、メンテナンスをする。

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2008年1月17日 (木)

病気と食べ物(追記1/18)

 インフルエンザなどの病気になった時、なにを食べればよいのか。

 これを考えるには、まず、生物としての人間について、簡単に知識をおさらいしておくことが必要だ。

 まず、機械 machine で考えてみる。たとえば、自動車。

 自動車がなにでできているかといえば、中心は金属だろう(ま、最近はプラスチックを使うことで軽量化を図ることが多いが)。つまり、自動車の身体 body は金属でできている。では、自動車はそれだけで動くだろうか。それは当然無理。自動車が動くには、ガソリンが必要だ。

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2008年1月14日 (月)

抗生物質はインフルエンザウィルスに効く訳ではない

 NHKで、新型インフルエンザについて二夜連続で放送していた。一方では、中国でヒト―ヒト感染の鳥インフルエンザが確認されている。私も過去に、幾つか、インフルエンザ関連で記事を書いた。

 自分も去年末、インフルエンザA型に罹患して、タミフルと抗生物質を処方されたことは既に記事にした。で、周囲の反応の中で、抗生物質の効果について若干誤解も見られたので、軽く常識程度に復習をしておこう。

 抗生物質とは、

「微生物によってつくられ,微生物その他の細胞の発育または機能を阻止する物質をいう。」(平凡社世界大百科事典1998年、「抗生物質」鈴木日出夫+高橋信孝筆)

 そして、抗生物質は、細菌に選択的に効く。例えば、

■ ペニシリン (Penicillin)の効き方
ペニシリンの化学構造が菌の細胞壁を脆弱化させる。したがって、浸透圧に耐えられなくなった菌は溶菌を起こし死滅する。ヒトの細胞には細胞壁構造が存在しないため、ペニシリンは全く作用しない。

■ ストレプトマイシン (Streptomycin)の効き方
細菌のタンパク質の合成を阻害することによって抗生作用を示す。人間のリボソームは細菌のそれとは異なる構造をしているため、細菌だけに選択毒性を示す。特に結核(tuberculosis)の治療に良く用いられる。

以上、抗生物質の話による。

 簡単に言えば、抗生物質は細菌の細胞壁等をこわし、押しつぶす。だから、単細胞生物より、さらに小さい、細胞壁など持たないむき出しのDNA、RNAといった遺伝子レベルサイズのウィルスには効かないわけだ。

 インフルエンザに罹り、医者でタミフルなどの抗ウィルス剤と抗生物質の両方を処方してもらうことがあっても、それは、抗生物質がインフルエンザ ウィルスに効くわけではなく、インフルエンザによる体力低下時に、細菌性の感染症に罹らないように予防的に処方しているに過ぎない。その予防効果にも疑問 がもたれ、単に耐性菌の出現を加速させるだけの結果に終わっているとの指摘もあり、再検討を迫られている、というのが現状のようだ。

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2008年1月 9日 (水)

インフルエンザと Max Weber

 橋本努氏のサイトに私の投稿が載った関係で、昨日はこのblogへのアクセス数は462件と急増した。これは予想通り。

 ところが、その記事別アクセス数をみると、102件、つまり、1/4を占めるのが、「インフルエンザA型」だ。これは予想外。

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2007年12月15日 (土)

祝! 復活

 インフルエンザから復活しました。

 簡単に今回の私の症例を記録しておきます。結果的に、丸3日で治りました。ただ、これはかなり個人差があると思われるので、一つの事例としてお考え下さい。自分の体で感じたことは、タミフルが効いて来ると、熱は下がるが、かなり不愉快な頭痛に見舞われます。これだけは、嫌でした。

 では、この数日間をドキュメントでざっと再現してみます。

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2007年12月11日 (火)

インフルエンザA型

 ついに私もインフルエンザA型に罹患してしまいました。そして、あろうことか、タミフルを処方してもらうことにしました。(-_-;

 まあ、多分、年齢が年齢なので、飛び降りたりしないでしょうし(^^;、飛び降りても三階なので、骨折で済みます。

 ということで、しばらく、多分一週間くらい、更新はお休みします。

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2007年4月24日 (火)

“旧型”インフルエンザに「タミフル」を使うべきではない(総括・意見編)

 前編では、事実(報道)についてまとめた。この後編ではそれらを総合して、現在のところのrenqingの意見を総括する。

◎renqingの現在の見解

1)「タミフル」の薬効と副作用について。ただし、旧型インフルエンザに関するもの。
 まず、正作用(薬効)について。これは、かなり効果あり、と判断してよいだろう。効くときは、「劇的」な効果をみるといってよい。「タミフル」による治療経験のある小児科医に確信的支持があるのもこれがあるからだ。

 ただ問題は負効果(副作用)である。

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2007年4月21日 (土)

“旧型”インフルエンザに「タミフル」を使うべきではない(総括・事実編)

 ここらへんで、総括を書いておこう。

 現在のrenqingが、接し得たところの事実(報道)、知見と、それに基づくrenqingの意見をまとめると以下のようになる。

◎事実に関すること

1)「タミフル」について

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2007年4月16日 (月)

「タミフル」はインフルエンザ・ウィルスに効く(4/29リンク追加)

 このところ、専門外(といっても専門がある訳でもないが)のインフルエンザに関して2本の記事をこのblogへ掲載してきた。

インフルエンザに効く薬はない(リンク追加) 2007/04/14

「タミフル」は何に効くか          2007/04/15

 そして、参加するMLなどへも情報を流してきた。その記事中、完全に間違っているとまでは言わないが、少なくとも最新の情報に基づいてない不正確な情報を書いていることを、renqingなりに確認したので、ここに改めて、renqingの現在の見解を掲載しておきたいと思う。

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2007年4月15日 (日)

「タミフル」は何に効くか(4/29リンク追加)

 昨日の我がblog記事作成過程で、幾つか知ったことがあるので忘れないうちに記事化しておく。

1)Wikipedia関連

①「1996年にギリアド・サイエンシズ社(1997年から2001年まで元アメリカ合衆国国防長官のドナルド・ラムズフェルド氏会長を務めた)が開発、スイスのロシュ社がライセンス供与を受け製造、販売を行っている。日本においては2000年に厚生労働省が承認、2001年2月に保険適用承認後中外製薬が日本の代理店となり、タミフルカプセル75とタミフルドライシロップ3%として販売されている。 」
オセルタミビル(商品名「タミフル (Tamiflu)」)、より

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