石川淳

2016年6月16日 (木)

日本人のミメーシス力としての「ハッチポッチステーション」

日本人の模倣力については、石川淳『文学大概』の「江戸人の発想法について」(1943年)において、江戸人は思想を分析するのではなく、俗化する操作と
して「やつし」=「俳諧化」を好む、ということを述べていることが関連する。隋唐文化の「やつし」が奈良朝、欧米近代文化の「やつし」が明治文明開化だ。
日本文明のミメーシス的特性だろう。

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2008年6月14日 (土)

日本思想の通史として(ver.2)

 己が普段の生活の中で志向し、無意識に呼吸して脳細胞を満たしている思想というものを見直すことは難しい。しかし、時折そういう精神のオーバーホールをする必要は誰にでもあろう。そんなときは、歴史に徴してみるに若(し)くはない。それも長いスパンで概観を与えてくれるものがありがたい。

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2006年4月16日 (日)

石川淳『文学大概』中公文庫(昭和51年)(2)

 なお、先の文庫は品切れ中。ただし、書中の「江戸人の発想法について」は、下記で手軽に読むことが出来る。

ちくま日本文学全集 (011)
石川 淳 (著)
筑摩書房 ; ISBN: 4480102116 ; 011 巻 (1991/07)

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2006年4月15日 (土)

石川淳『文学大概』中公文庫(昭和51年)

石川淳 『文学大概』中公文庫(昭和51年)

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2005年10月 9日 (日)

石川淳「江戸人の發想法について」(1943年)

「けだし、江戸人にあつては、思想を分析する思弁よりも、それを俗化する操作のはうが速かつたからである。」

「このやつしといふ操作を、文学上一般に何と呼べきか。これを俳諧化と呼ぶことの不当ならざるべきことを思ふ。」

「俗化といふことばの正当な意味を於いて、江戸俳諧の俗化とは、流行が芭蕉の発句から其角の発句に移ったといふことではなくて、性質が猿蓑から万載狂歌集に変わつたといふことである。これが俳諧の論理である。」

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