Immanuel Kant

2020年7月 6日 (月)

塩沢由典『増補 複雑系経済学入門』2020年5月ちくま学芸文庫(4)

前回より

◆書評3 人間社会の「秩序」は、人間の「合理性」から生まれるか?(その1)

 本節では、「第3部 合理性の限界とその帰結」を論評します。

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2020年5月 2日 (土)

The discourse construction of reality/「現実」の言説的構成

 「現実 reality」は、実は言説によって構成されます。なぜなら、ヒト以外の動物は、「身体」を進化させ、その「身体」にピッタリ fit した「世界」で生き延び暮らしていますが、ヒトはある時点から「身体」の進化を停止し、そのかわり言説によって構成された「世界」を構築し、その「世界」を進化させることで生き延びてきているからです。

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2018年7月20日 (金)

言葉の織物(A Textile of Language)〔2〕

前回からの続き。

 私は、ヨハネ福音書の、少なくとも冒頭部の、「初めに言があった。」は真実を穿っているのではないかと考えています。

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2018年6月 4日 (月)

Emil Lask und Heidegger

Emil Lask(1875―1915)
ハイデッガーがその『存在と時間』(1927)、p.218脚註(独語版)おいて、「現象学研究の主流の外で《現象学的真理論》の研究を肯定的に引き継いでいる唯一の者はラスクである。」とラスクに触れ、その『法哲学』『判断論』を挙げていることを見ますと、エミール・ラスクの重要性を少し想像することができそうです。現代は新カント派を過小評価し過ぎているのかも知れません。

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2016年11月 3日 (木)

インターフェースとしての言葉( Language as an interface )

 今日、地球上に各地に見られる、ヒト以外の多様な生物種は、自然の選択圧のscreeningを受け、fitnessの高い身体(表現型)の生物種へと置換(=進化)して、その生物相を構成している。

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2016年10月13日 (木)

人は言葉の外に出られない

カントは、空間と時間が人間の直観の形式であると述べた。そして感性的直観の対象を「現象」とし、我々の感性に現象と映じるものがあるなら、その奥に現象するものがなければおかしいと考え、それを「物自体 Ding an sich 」とした。

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2014年1月24日 (金)

柏原兵三『長い道』中公文庫1989年

柏原兵三『長い道』中公文庫1989年

■悔悟
読み出すと途中で置いてしまうことができなかった。しかし、それは楽しいからではない。むしろ読めば読むほど陰陰滅滅となった。なぜこの小説にそれほど引き込まれてしまうのか。

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2013年3月23日 (土)

David Hume からの問い(2)

 先の記事で、David Hume の言を引いた。それに応答してそうな Immanuel Kant の言葉を思い出したのでメモしておこう。

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2012年3月20日 (火)

新カント派の亡霊について(応答2)

応答1〕より

 いまだ、多忙の身で、頭がおかしくなりそうですが、ずるずる放擲することもできない性格なので、少しずつ応答してみます。自然法についてです。

 碧海純一氏のお弟子さんに、長尾龍一氏という法哲学者がおられます。下記は長尾氏のHPです。

Ryuichi Nagao 長尾龍一 Website OURANOS -ウーラノス-

 長尾氏の著作に、『法哲学入門』があり、1983年に日本評論社から出ていて、それが文庫で復刊されています。

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2012年3月12日 (月)

新カント派の亡霊について(応答1)

がんちゃんさんから、幾つかご質問がありました。
まだこの年度替りの多忙から脱出できていませんが、
答えられそうなものから簡略に応答することと致します。

ちなみに、この応答は部分的なものなので、
このエントリーにresをつけて戴くと旧いご質問への
応答と混線する危険性があります。恐縮ですが、
これまでのご質問へのブログ主の応答がとりあえず一段落
するまでresはご遠慮ください。 → がんちゃんさん

①新カント派と碧海純一氏の関連

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