pragmatism

2018年8月 1日 (水)

創発への二つのアプローチ(Two approaches to the Emergence)

 創発(emergence)とは、あるシステムの振舞いが、そのシステムを構成する要素の規則的で、単純な振舞いの総計からは、論理的に構成できないとき、その、システムの振舞いをいいます。

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2017年6月23日 (金)

「American way of life」の起源(2)

 前回の続き。

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2015年5月27日 (水)

思想とは空気である(2)

R.ベネディクトのと刀』 (講談社学術文庫) の元になった研究(第二次大戦中)のスポンサーが、米国政府(United States Office of War Information)であることに釈然としないものをずっと感じていたが、下記を読み諒解した。

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2013年6月29日 (土)

野家啓一「経験批判論」1998

《経験批判論》
純粋経験に基礎を置く実証主義的認識論の一形態。アベナリウスおよびマッハによって創始され,ペツォルト J. Petzoldt,ゴンペルツ H. Gomperzらによって受け継がれた。影響はおもにドイツ語圏内にとどまったが,イギリスの K. ピアソンにも同様の思想が見られる。

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2013年5月19日 (日)

ポアンカレ『科学と仮説』岩波文庫(1985年)

 科学哲学の古典中の古典である。

■良薬口に苦し
 ただし、この世の中にある言説のうちで、得体の知れない宗教や怪しげな哲学議論とは異なり、《実証的》な自然科学や摩天楼のような数学体系だけを《真理》だと思い込んでいる(思い込まされている)人々には、少し苦い薬かもしれない。

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2011年12月 4日 (日)

直観主義(intuitionism)とポアンカレ(Jules-Henri Poincaré)

 以前、下記のエントリーでポアンカレと直観主義の関連に強い疑義を書いた。ところが下記の文献*を読むとその関連はある意味合理的根拠があることが分かった。従って、ここに小さく訂正のエントリーを記載しておく。ただし、私の間違いにも多少の救いはあるので、弁明も少し書いておきたい(箇条書き風に整理してみる)。

*林晋・八杉満利子 訳・解説『ゲーデル 不完全性定理』岩波文庫(2006年)
pp.181-197、特にp.197を参照。

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2008年4月18日 (金)

ダーウィン進化論の本質(The essence of Darwinism)

**********************************

 プラグマティスト、ジェームスはダーウィン進化論の良き理解者でもあった。彼は、当時広く流布していた、ハーバート・スペンサー流の「まちがったダーウィン主義」を批判していた。スペンサーは、進化が自然環境(風土)、祖先の条件などに起因するとして、社会が変化を決定するという主張がダーウィニズムの本質なのだとしていた。ダーウィンはあらゆる自然の変異が、無方向で無目的であることを積極的に肯定していた。またダーウィンの「選択」の概念には起こったことを後から(ア・ポステリオリ)記述する以上の意味は含まれていない。ダーウィンは、誰も選択しない、ただ結果としての選択が起こるだけなのだ、と言ったのである。しかしスペンサーはダーウィニズムを社会決定論的に読みかえていた。

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2008年1月25日 (金)

未来を予言する最良の方法は、未来を作ってしまうことだ(2)

 一年ほど前、以下の記事を書いた。

未来を予言する最良の方法は、未来を作ってしまうことだ

 この点について参考になる章句があったので、備忘として記しておく。

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2007年12月28日 (金)

Weberだけがビョーキじゃない

「画家を志しながら、父との葛藤のなかで科学者となることを選んだことが、ジェイムズの生涯につきまとう深刻な憂鬱症をもたらしたことは多くの伝記作家たちの格好の題材となってきた」
W.ジェイムズ『純粋経験の哲学』岩波文庫(2004年)、p.267、解説(伊藤邦武氏筆)

 いやー、親による子への人格的抑圧とその身体的応答としてのdepressionっていうのはよくあるものだ。

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2007年4月14日 (土)

パース(Charles Sanders Peirce)のヘーゲル評(1)

「内的な必然的進化もしくは論理的模索は、どこにそれが導かれるのか予見することができず、そのコースの舵をとることもできないで、あらかじめ決定された進路の上を前進するのであるが、これこそ哲学の発展の法則である。ヘーゲルは、はじめて、世人にこれを理解させた。かれ以前には、論理学というものは思想の主観的指針や監視装置の役目を果たすことを念願としてきたのであるが、かれは、論理学をたんにそういうものにはしないで、それが思考の原動力になることを、しかもたんに個人的思考の原動力ではなく、討論、思想史、歴史一般、発展一般の原動力になることをもとめた。」
世界の名著 59 パース・ジェイムズ・デューイ (中公バックス)、pp.212-3、中央公論社1980年

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