Strange Fruit

2005年12月12日 (月)

奇妙な果実( Strange Fruit)

 前記事の関連で、奇妙な果実( Strange Fruit)について調べて意外だったのは、この詞の作者がユダヤ系白人だったことだ。この左翼系の教員が労働組合の雑誌に公表したのがこの詞である。

 とここまで書いて、パワーが切れかかっているので、次回以降に続編を書くことにする。一応、wikipedia の、Strange Fruit   の記事を紹介しておくが、ショッキングな写真が掲載されているので、気の弱い方はご覧にならないほうがよいと思います。

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ニーナ・シモンズは、ニーナ・シモン(Nina Simone)

 ゆきがかりがあり、ニーナ・シモンズなる歌手が、ビリー・ホリデイの唄で有名な“Strange Fruit”を歌ったのかどうか調べた。ところが、なかなか「ニーナ・シモンズ」のキー・ワードでは検索に引っかかってこない。私は、調べものをするとき、まず 全文検索の google でダブル・クォーテーションを使って、ページ上にある語句を調べに行く。

 ところが、どうひっくり返しても、感想的な文章で2,3ヒットするだけで、資料的なものが全く見つからない。で、そういうときは、元の英文で検索にかけるのだが、欧文名をカタカナにしてあると、元を復元するのは結構難しい。人名などはカタカナ表記が同じでも、綴りが全く異なることがよくあるからだ。

 で、もう一度、「ニーナ・シモンズ」で調べなおすと、あるページに、Good feeling を唄っている、とあった。これこれ、ということで、いくつかキーワードを組み合わせて、検索エンジンだけでなく、amazon などのCDデータベースなども検索した結果、「ニーナ・シモンズ」ではなく、「ニーナ・シモン(Nina Simone)」であることがわかった。

 なぜ、《シモン》が、《シモンズ》になってしまったのか。彼女のアルバムタイトルの一つ、“Nina Simone's Finest Hour”を、誰かが読み間違えて、《ニーナ・シモンズ》と読んでしまったのが、若干、流通してしまったらしい。あるサイトで、このアルバムをジャケット写真付でサイドバーに紹介してあったのを、そのサイトの作者はちゃんと《シモン》と読んでいたのに、コメント氏が読み間違えた、というのが真相だと思われる。blog の情報流通力を垣間見る機会となった。

 http://en.wikipedia.org/wiki/Nina_Simone によれば、《ニーナ》は、彼女のボーイ・フレンドから付けられた、スペイン語の“ちっちゃな女の子”から。《シモン》は、フランスの女優シモーヌ・シニョレにちなんだものだそうだ。こういう芸名の付けられると、類推からスペルを当てるのは至難の技だ。

 ただ、肝心の“Strange Fruit”をニーナ・シモンが唄ったのか否かは、決定できなかった。彼女も黒人歌手だから、カバーを中心にしたアルバムを虱潰(しらみつぶ)しで調べれば確定できると思うが、そこまでは出来なかった(面倒だから)。

 余禄として様々な感想を読むと、是非聞いてみたいと思う。機会があればこの blog にも書こう。

〔註〕下記も参照されたし。
奇妙な果実( Strange Fruit )

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