Thomas Hobbes

2020年4月24日 (金)

「進歩教」の「楽園」、すなわち「未来」/The future as an imitation of the Paradise

 20世紀の新儒家・梁漱溟(Liang Shuming)は、仏教徒として青少年期を過し、成人になってから士大夫御用達の儒家に開眼した人物ですが、彼は「仏家は生きるのが苦しい苦しいといい、儒家は生きるのが楽しい楽しいという」点が最も違う、と述べています。

続きを読む "「進歩教」の「楽園」、すなわち「未来」/The future as an imitation of the Paradise"

| | コメント (0)

2014年1月12日 (日)

いじめと社会契約

いじめに関して素晴らしい文章があったので、まずご紹介。

子供が純真で素朴であるというのは大人の思い込みに過ぎない。大人の目の届かない子供の世界は、一種の野生状態であり力と駆け引きがもの言う世界である。
・・・

続きを読む "いじめと社会契約"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年3月25日 (木)

渡辺浩『日本政治思想史 ― 十七~十九世紀』東京大学出版会(2010年)(2)

 ちょいと感想など。

■第二章 武士たちの悩み

 本書p.33に、日本列島における戦国時代の終結が、ホッブズの言う社会契約によるものではなく、最強者の支配として実現したことが記されている。

続きを読む "渡辺浩『日本政治思想史 ― 十七~十九世紀』東京大学出版会(2010年)(2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 8日 (土)

homo homini lupus.「人間は人間にとって狼である」(ver.1.2)

 homo homini lupus. (ただし、動詞 est は普通、省略されている。)

 Man is a wolf to man.

「人間は人間にとって狼である」

 表題の言葉は、Hobbes の言として人口に膾炙している。

 それで、本当に Hobbes がそう書いているのか確認してみることにした。とりあえずは、下記で調べた。

続きを読む "homo homini lupus.「人間は人間にとって狼である」(ver.1.2)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月 7日 (金)

自然状態(state of nature)について(2)

 大道安次郎「近代自然法」、新版 社会思想史事典 新明正道編著 創元社(1961年)、pp.114-115、より

続きを読む "自然状態(state of nature)について(2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 6日 (木)

カテゴリー「Thomas Hobbes」作成

 己の勘違いで、、「ホッブズ」カテゴリーと「ポップス」カテゴリーを取り違えてしまった。(-_-;

そこで、改めて、「ホッブズ」には「Hobbes」を、「ポップス」には「pops」を与えた。大失態。m(_ _)m

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自然状態(state of nature)について(1)

世界の大思想9 ホッブズ リヴァイアサン(国家論)水田洋・田中浩訳
河出書房新社、1980年(新装版第3版)、p.85上段、より

第十三章人類の至福と悲惨にかんするかれらの自然状態について

続きを読む "自然状態(state of nature)について(1)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 1日 (土)

Modernity の系譜(2)

 前回の(1)に、少しヒネリを加えてみた。何かが見えないか、という試し。

林羅山 1583(天正11) - 1657(明暦3)

Thomas Hobbes 1588(天正16) - 1679(延宝7)
  Leviathan(1651 慶安4) → 徳川家光死。慶安事件(由井正雪の乱)。

続きを読む "Modernity の系譜(2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月13日 (火)

spontaneous generation ではなく、 historical generation としての liberal democracy(論理的時間と歴史的時間)

他所様のところへ書いたコメントの再述(すこし改変)と追記。

 禁欲的プロテスタンティズムは、共同体内-外の区別を破砕し、家族内-外、つまり、「身内の論理」をも無くした。これが、近代において、「個- 人」が共同体から析出されてくる、という意味でもあった。そして、その諸個人は、共同体の代わりに、自らを守るため、近代主権国家を「選択的」、つまり自らの意志によって構築する道(=社会契約)を選ばざるを得なくなる。

続きを読む "spontaneous generation ではなく、 historical generation としての liberal democracy(論理的時間と歴史的時間)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月27日 (金)

長谷川三千子 『民主主義とは何なのか』文春新書(2001年)

 一定の見方からのものであり、言葉遣いに少々首を傾げたくなる部分も散見される。にもかかわらず本書の前半三分の二ぐらいまで、つまりホッブズまでは、それなりに文献を押さえ議論されていて参考にはなった。

 しかし、ロック以降結語までの部分は、書き飛ばした観があり、どうもいただけない。気持はわからんでもないが。少なくとも、著者が「自らの主張を自分から疑ってみよう」(本書p.217)としているようには思えなかった。

続きを読む "長谷川三千子 『民主主義とは何なのか』文春新書(2001年)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

abduction(アブダクション) Adam Smith Aristotle Bertrand Russell Carl Schmitt cinema Collingwood David Hume feminism / gender(フェミニズム・ジェンダー) Football Gottfried Wilhelm Leibniz Henri Bergson Hermeneutik(解釈学) Immanuel Kant Isaiah Berlin John Stuart Mill Jose Ortega y Gasset Jules-Henri Poincare Katherine Mansfield Max Weber Neocon(ネオコン) PDF Peak oil pops pragmatism René Descartes Shinji Kagawa singularity(シンギュラリティ) sports Stephen Toulmin Strange Fruit Thomas Hobbes 「国家の品格」関連 お知らせ ももいろクローバーZ イスラム ハンセン病 ミメーシス 三島由紀夫 与謝野晶子 中世 中国 中野三敏 仏教 佐藤誠三郎 備忘録 古代 古典(classic) 古書記 和辻哲郎 国制史 土居健郎 坂本多加雄 坂野潤治 塩沢由典(Shiozawa Yoshinori) 夏目漱石 大正 大震災 奴隷(slavery) 学習理論 安丸良夫 宮沢賢治 尾藤正英 山県有朋 川北稔 幕末・明治維新 平川新 徳川史 思想史 感染症/インフルエンザ 憲法 戦争 折口信夫 政治哲学・政治理論 文化史 文学 斉藤和義 新明正道 日本 日米安保 日記・コラム・つぶやき 明治 昭和 書評・紹介 服部正也 朝鮮 本居宣長 村上春樹 村上淳一 柳田国男 梅棹忠夫 森 恵 歴史 歴史と人口 法哲学・法理論 渡辺慧 渡辺浩 環境問題 生活史 知識再生堂(Renqing-Reprint) 知識理論 石井紫郎 石川淳 社会契約論 社会科学方法論 禁裏/朝廷/天皇 福沢諭吉 科学哲学/科学史 米国 統帥権 美空ひばり 羽入辰郎 自然科学 複雑系 西洋 言葉 読書論 資本主義(capitalism) 赤松小三郎 近現代 速水融 進化論 金融 金言 関曠野 靖国神社 鮎川信夫 麻生太郎