磯田道史『武士の家計簿』新潮新書(2003年)(1)
嫁入った武士の女性には、嫁資があり、それは婚家とは別勘定になっていて、夫は妻から借り入れをしていた。また、婚家での給料日(俸禄支給日)には、夫や舅からお小遣いをもらうが、それにとどまらず、実家の父や兄、弟にも給料日には、嫁入って何年経っていても、お小遣いをもらっていた。等、近世の武家およびその家族のあり方を再考させる物証がちりばめられている。
事実発見(fact finding)の書である。
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コメント
データ処理は立派楽しい歴史でありたい
投稿: 山本 邦夫 | 2005年8月30日 (火) 21時33分