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2005年11月14日 (月)

国民(?)にしか認められない基本的人権(2)

 前回の記事で戴いたコメントで、フランスでの暴動のことが引き合いに出されていました。記事を読まれた方で、同じ感想をもたれる方もいると思います。難民と移民とでカテゴリーが異なる、という重要な問題もありますが、それは次回にします。

 それよりも、フランスの暴動の情報について、下記の記事をご紹介しておきます。あの暴動の半数は、白人労働者だという指摘です。もし、その指摘どおりなら、移民とか異文化問題といったことではなく、マルクスではありませんが、「フランスにおける階級闘争」の1バリエーションであると考えられます。検討材料の一つにして戴ければ幸いです。

《These are neither American-style race riots nor a Muslim rebellion. About half the kids burning cars and buildings are white, working-class, post-Christian French, and they get along with the black and Muslim kids just fine.》

Panic in Paris By Gwynne Dyer(Posted on Tue, Nov. 08, 2005)

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