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2005年12月16日 (金)

私は《竹内まりあ》が好きだ

 って、いまさら人妻に横恋慕しても仕方がないので、いわゆるファンの一人なのです。曲の作り手としての才能もなかなかものだし、あの鼻にかかったアルトの声も魅力的。

 私が大学何年生だぁ?、確か二年の時か、学園祭に来て、「セプテンバ~♪」とか、「不思議なぁ~、ピーチパ~イ♪」とか、歌ってましたな。あれが私の青春だったんだろうか?、と今でもピンとこない。ま、それはともかく、初期のヒット曲は、彼女がアイドル路線で売り出していたこともあり、他の作家から提供されたものを歌っていた。「SEPTEMBER」は、作詞 松本隆、作曲 林哲司、「不思議なピーチパイ」は、作詞 安井かずみ、作曲 加藤和彦。

 一方で、竹内まりあには音楽作家としての才能もあった。その後、アイドルへ提供した曲が随分あることもそれを証するものの一つだ。その中に、河合奈保子の「けんかをやめて」(1982)がある。

 ま、かわいい、悪気のない歌、といってしまえばそれまでだが、その詞を聴くたびに、なんというか都合のよさがどーも引っかかる。

  ちがうタイプの人を
  好きになってしまう
  そんな乙女心 よくあるでしょう

 うーん、そんなによくあるものなのか。それにしてもそんなにあっさりと認めちゃってよいものなのだろうか。乙女心なんてついぞ理解できない私などは、はたと困るのだ。また、

  ボーイフレンドの数
  競う仲間達に
  自慢したかったの ただそれだけなの

 うーーん、ただそれだけなの、って、そんなに簡単に立ち直らないでもらいたい、と切に願う私。

  いつか本当の愛が わかる日がくるまで
  そっとしておいてね 大人になるから

 ここまでくると、温厚な私も我慢の限界で、「おい、いいかげんにせ~よぉ」と、ブチッと額に青筋をたてたくなるのである。

 かわいい歌なのであるが、聞いているうちに、いつも最後は「そりゃぁ、ないでしょ?」と、スピーカに向かってぶつぶつ言う、私なのであった。

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コメント

ご指摘、感謝です。で、訂正の記事を書きました。(^^;

投稿: renqing | 2005年12月17日 (土) 04時36分

「まりや」ですね。
http://www.smile-co.co.jp/mariya/
http://www.wmg.jp/mariya/

いや、まったくそうなんですよね。気持ちがわかります。
かわいい。私みたいな若造が言うのも何ですが、かわいいですよね。そして、そりゃないでしょと呟きたくなる気持ちもわかります(笑)。
そして、ちょっと反省もするんです。竹内まりや(の曲)をかわいいというのは、もしかするとジェンダーバイアスかもしれないって(笑)。
でもとにかく、私も好きです。私は「家に帰ろう」が好きで(renqingさんより若いわけでして)、女性にこれ歌われたら惚れちゃいますね。

投稿: 足踏堂 | 2005年12月16日 (金) 15時12分

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» 僕は竹内まりあの隠れファン [佐藤健の溶解する日本]
 僕よりいくつかお若いんでしょうね、ここのオーナーは。 これまた僕の定期巡回コースにある「本に溺れたい」ってBLOGの記事です。 [続きを読む]

受信: 2005年12月16日 (金) 13時25分

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