藤原正彦 『国家の品格』 新潮新書 2005年(番外編2)
番外編に番号がつくというのも、いささか矛盾を感じるが、ま、それはそれ。本日も時間が全く無いので、簡単に図式化する。
魔術・錬金術 → 数学・物理学・化学 例 I.ニュートン(物理学者&錬金術師)
芸術・建築 → 技術・工学 例 ダ・ヴィンチ(絵描き&建築家)
この全く起源を異にする流れが合流する画期は、19世紀後半に天才科学者マクスウェルが天才職人ファラデーの仕事を総括し《電磁気学Treatise on Electricity and Magnetism》(1873)を著したこと、および、ドイツがイギリスに追いつくために、研究所システムを創出し、そのなかで、鉄鋼業の炉心温度測定のためのスペクトル分析から前期量子論が偶然にも誕生したことだった。(続く)
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