大人の分類(2)
名付けて、「大人マトリクス」、を作ってみた。
| 善 | 悪
--------------------------------------------
| | 姉歯
賢 | 普通の大人 | ホリエモン
| | etc.
| |
--------------------------------------------
| |
愚 | 危険な大人 | 付ける薬なし
| |
| |
ここで、悪、とは、善悪の分別ができるのに、あえて悪を選ぶこと。そうでなければ善。
また、賢、とは、善悪の分別が自分でできるか、少なくとも、他人の意見を参考にしたり、調べたりしたうえで、自分で善悪の分別をつけ、その結果に責任を負えること。だから、善悪の区別が付けられないとか、ことの善し悪しを、自分でよく考えたり、調べたりしないで、簡単に他人の意見に流されて決め付けてしまう者が「愚かもの」と言う。
まともな大人、つまり、普通の大人は、賢善ディメンションにいるはずだ。何も難しいことではない。こういう大人が多ければ、まともな社会といえる。
愚善ディメンションは危険だ。付和雷同社会で、簡単にマスコミや政治家の口舌にうかうかと乗ってしまう。しっかりした大人になるための教育が意図的にサボタージュされているとこういう社会になってしまう。
賢悪ディメンションは、いわずと知れた、姉歯のような連中。悪いこと分かっていて、やっている。
愚悪ディメンションは、社会の中で元来、確率的には多くないはず。そんなのが多数者だったら、その社会はつぶれているか、地上から消し去ったほうがよい。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- Anlässlich des 20-jährigen Jubiläums dieses Blogs(2025.06.01)
- On the 20th Anniversary of This Blog’s Launch(2025.06.01)
- 本ブログ開設20周年に際して(2025.05.31)
- メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調/Felix Mendelssohn's Violin Concerto in E minor, Op. 64(2025.05.07)
- 晩春小景/ late spring landscape(2025.04.29)
「言葉/言語 (words / languages)」カテゴリの記事
- 英語の三単現(三人称単数現在)の謎を解く(2025.02.25)
- Language as an Interface 〔Revised on 20250302〕(2025.01.20)
- 20世紀におけるドイツ「概念史」とアメリカ「観念史」の思想史的比較 / A historical comparison of the German “Begriffsgeschichte” and American “History of Ideas”of the 20th century(2024.11.19)
- Words, apophatikē theologia, and “Evolution”(2024.08.26)
- 変わることと変えること/ To change oneself, or to change someone(2024.02.16)
コメント