羽入辰郎 『マックス・ヴェーバーの犯罪』 ミネルヴァ書房 2002(1)
ひところ前に、マックス・ウェーバー業界を騒然とさせた本があった。それが標題である。
で、このところ一段落したようだ。その過程で、出てくるかなぁと思ったら、意外にもでてこないので、ここで触れておこう。
標題の著者の主要な批判点の一つである、ルター聖書をめぐる資料操作の問題は、すでに日本で40年ほど前に指摘されていた。以下がそれである。
沢崎堅造 『キリスト教経済思想史研究』 未来社 1965
副題:ルーテル,カルヴァン,聖トマス,アウグスチヌス研究
ということで、続く。
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