井手麻理子の歌う「Hello,my friend」
ユーミンのカバーアルバムを探しながら、レンタルショップをうろうろしていて手にしたのが、下記。
Dear Yuming~荒井由実/松任谷由実カバー・コレクション~(1999年) SRCL-4649
曲目リスト
1.COBALT HOUR(NOKKO)
2.あの日に帰りたい(森高千里)
3.静かなまぼろし(m-flo)
4.情熱に届かない~Don’t Let Me Go(松崎ナオ)
5.DOWNTOWN BOY(露崎春女)
6.スラバヤ通りの妹へ(大江千里)
7.Hello,my friend(井手麻理子)
8.翳りゆく部屋(椎名林檎)
9.恋人がサンタクロース(奥居香)
10.A HAPPY NEW YEAR(ゴスペラーズ)
で、私としては、歌い手としてのユーミンはあまり感心しない。蝦蟇(がま)蛙が自動車にひかれてしまったような声は、少なくとも私の趣味ではない。
ただ、そのポップス作家としての才能は傑出していると思う。だから、よい歌い手のカバーをたくさん聞きたいわけ。ハイファイセットの歌うユーミン・シリーズもよいが、このトリビュート・アルバムもなかなかの出来。それぞれの歌い手に合わせて、面白い編曲を施していて意欲的。
なかでも気に入ったのが、井手麻理子の歌う「Hello,my friend」。季節がめぐると、別れた相手を思い出し、グッときてしまう。その切なさが、かすれ気味のしっかりした声にはまってる。必聴。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 海ゆかば(2)(2007.06.30)
- 一青窈の唄う「逢いたくて逢いたくて」(2007.04.25)
- 海ゆかば(1)(2007.03.20)
- モーツァルト vs. 美空ひばり(3)(2007.01.22)
- モーツァルト vs. 美空ひばり(2)(2007.01.12)
「日本 (Japan)」カテゴリの記事
- Alfred Schutz, "Some Equivocations of the Notion of Responsibility" (1957)(2025.06.02)
- アルフレッド・シュッツ「《責任》という概念におけるいくつかの曖昧さ」1957年(2025.06.02)
- 日米安保条約を解消すると浮く予算は?(2025.05.11)
- Does the Imperial Anthology of Poetry exist in Europe?(2025.02.28)
- 欧州に《勅撰詞華集》は存在するか?/ Does the Imperial Anthology of Poetry exist in Europe?(2025.02.28)
「pops」カテゴリの記事
- Omoinotake「ひとりごと」2025年5月(Acoustic ver.)(2025.06.24)
- アニメ「薬屋のひとりごと」/ anime “The Apothecary Diaries”(2025.06.07)
- Dulce Pontes Canção do Mar(2025.05.17)
- メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調/Felix Mendelssohn's Violin Concerto in E minor, Op. 64(2025.05.07)
- Adoのベストアドバム(2025.4.9)(2025.05.01)


コメント