フランスにおける「権利のための闘争」*(追記4/2)
フランスでの若者たちの大規模デモについてはあまり日本で積極的に報道されていない。
そこで、現地の、リアルタイムの様子を知りたい向きには、下記のblogは極めて有用なので、一度、閲覧をされることをお奨めする。
ね式(世界の読み方)ブログ
日本メディアの報道の新しいものは、下記。
*標題は、Rudolf von Jhering, Der Kampf ums Recht(権利のための闘争)1872、より。
また、イギリスでの報道の様子は、下記参照。
Chirac to sign France's job law
**追記(4/2)
米国滞在中のフランス人研究者が、フランスの若者たちの行動に対する、米国内での反応、理解に、憤懣やるかたなし、という興味深い記事を書いています。MLでご教示戴きました。公論に資するべく、追記致します。
French Protests: An Idealistic Fantasy or More?
by Frederic Mousseau
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コメント
>っと重要な出来事があるときに限って「あっち向いてホイ」的にフランス動向がハデに報道されてんじゃないか
まあ、そうでしょう。現在の「大東京」マスメディアは、ほとんど、政府の伝声管に等しいものですから。人間の bon sens は、まだ地方メディアに残っている可能性が高いかもしれません。
投稿: renqing | 2006年4月 3日 (月) 03時14分
ぴこりんさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
>実は、ここ英国でも報道の色は日本とそう変わらない感触です(隣なのに!)。
そうですかぁ(と考え込む私)。英国も、グレートブリテン島内の、England、Scotland、Wales、の諸地域でも温度差はあるかもしれません。東京で知り合いの、20代の young Scottish は、English は、arrogant だって怒ってましたけど。核施設は辺鄙な Scotland にばかり多い、とも。これは、日本の論調を「東京」で代表させる危険も示していますね。他山の石、です。
投稿: renqing | 2006年4月 3日 (月) 03時08分
こちらは土曜の夜です。新聞も買ってきたんですが、どこから手をつけていいやら悩んで、結局今日はブログ休みにしちゃいました。
各国プレスの反応についてはぴこりんさんの所でも、ル・モンドの記事でも目にしました。確かにフランスではスト権デモ権がいまだに(限定される方向にはありますが、世界一かも)保障されているわけですが、実際は世界共通である(若年雇用)不安定性に対しての運動がフランス国境を越えることに、敏感になっているんだろうと思います。誰が?と問われれば、システムが、としか答えられないわけですが。
同時に、去年秋のフランス騒動の時もそう思いましたが、もっと重要な出来事があるときに限って「あっち向いてホイ」的にフランス動向がハデに報道されてんじゃないか、って印象も、あくまで印象ですがあったりします。ではでは。
投稿: 猫屋 | 2006年4月 2日 (日) 07時14分
初めまして。猫屋さん経由で伺いました。
今回の件、様々な方のブログで状況を集めれば集めるほど、簡単に「試用期間が2年はひでー」というだけの感想には終わらない、もっと自体は複雑に絡み合っているのがよくわかり、書けなくなってしまいます。
アメリカでの反応と、その労働状況の実情についての英語のアーティクルをかなり興味深く読みました。実は、ここ英国でも報道の色は日本とそう変わらない感触です(隣なのに!)。
フランスのエリート主義とUSの極限まで行った自由経済主義と、現状は厳しいのですが、まだ市民が声をあげるフランスや英国の伝統が、ほんの少しうらやましく思ってしまう。
投稿: ぴこりん | 2006年4月 2日 (日) 05時31分