« cocologが、1/16(火)メンテナンスに入ります | トップページ | 学問する心構え(2) »

2007年1月19日 (金)

教育改革国民会議**委員はこう発言する、子どもを厳しく「飼い馴らす」必要がある、と

  私は、ひょっとすると大ニッポン国首相アベ・シンゾーって、本当に頭が悪いのかもしれない、と小心な一愛国者として密かに心配していた。

 で、ひょんな検索から、下記の「きっこのブログ」さんの一記事を眼にし、この憂鬱な思いを深くする羽目になってしまった。

アベ内閣の教育改革」by きっこのブログ

 それは、教育改革国民会議**での、一人一人が取り組む人間性教育の具体策(委員発言の概要) *に記載されて、全世界からアクセス可能な状態にあった。

 その一覧表の、行政の部に、こうある。

「子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう」

 フム、きっこさんが言われるように、この発言自体もかなりクレージーだが、そういう発言を堂々と世界中見せているという神経もクレージーの二乗レベルと思われる。

 大ニッポン国民の一人として、これ以上わが宰相を諸外国から軽視されたくないが、如何せんこれでは、金正日を非難できんだろう、アベちゃん。

*他にも、「大人自身が反省する」、「親が人生の目的を持つ」から、「名刺に信念を書くなど、大人一人一人が座右の銘、信念を明示する」まで、ほとほと口アングリのオンパレードだ。ご自分の眼(まなこ)で確かめられよ。

**旧題には、この教育改革国民会議がアベ・シンゾー氏が選んだと書いたが、間違いだった。下記のコメントにあるように、先々代のモリ・ヨシロウ氏時代の代物だった。ただ、まあ、未だに首相官邸サイトに掲載しているところを見ると、アベ氏も気に入っている? ちなみに、教育再生会議のサイトは下記。

教育再生会議

|

« cocologが、1/16(火)メンテナンスに入ります | トップページ | 学問する心構え(2) »

日本 (Japan)」カテゴリの記事

コメント

あ、それと、私の handle ですが、

  rennquin → ×
  renqing  → ○

であります。間違える方が、内閣総理大臣安倍晋三さん以外にもたまにいらっしゃるので、ついでに。

投稿: renqing | 2007年2月12日 (月) 03時10分

内閣総理大臣安倍晋三さん、どうも。

 確かに、間違っていました。アベ氏ではなく、モリ氏でした。お恥ずかしい。ご指摘ありがとうございました。

 ということで、少々、本文にわかるように訂正を入れました。 

投稿: renqing | 2007年2月12日 (月) 03時03分

rennquinさん、ここで話題にしておられるのは、2000年に故小渕首相のもとで招集され森首相に報告書を提出した「教育改革国民会議」のことですが、安倍首相が召集して今活動しているのは「教育再生会議」、です。
ま、どっちも方向性はあまり変わらんでしょうがね。

投稿: 内閣総理大臣安倍晋三 | 2007年2月11日 (日) 21時37分

加齢御飯さん、どうも。
 経済学者の、Frank.H.Knight は、かつて、組織において意思決定するということは、煎じ詰めれば、意思決定する人間を選ぶということと等価だと喝破しました。
 上記の帰結は、大ニッポン国民が己の意思決定者を選らんだ事の結末の一つということなのでしょう。新・世界の七不思議です。(-_-;

投稿: renqing | 2007年1月19日 (金) 12時39分

TBありがとうございました。ばかはしななきゃなおらないというやつでしょう。しかしくりかえしになりますが、どうしてこんなやつがきょういくのもんだいにくびをつっこむのかと、こちらまでアルジャーノンみたいになってしまいますまる。

投稿: 加齢御飯 | 2007年1月19日 (金) 10時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 教育改革国民会議**委員はこう発言する、子どもを厳しく「飼い馴らす」必要がある、と:

» ■ヤンキー先生について■ [日記はこれから書かれるところです。]
ヤンキー先生については、耳に挟む発言がどうも首を傾げざるをえないものばかりなので、いつか著作でも読んで、逐一検証しようと考えていたのだが、この世の中は凄いもので、そういうことをすでにしてくれているサイトがあった。まあ、どんな人物なのか、ちゃんと認識しな...... [続きを読む]

受信: 2007年6月26日 (火) 01時38分

« cocologが、1/16(火)メンテナンスに入ります | トップページ | 学問する心構え(2) »