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2008年1月 9日 (水)

インフルエンザと Max Weber

 橋本努氏のサイトに私の投稿が載った関係で、昨日はこのblogへのアクセス数は462件と急増した。これは予想通り。ところが、その記事別アクセス数をみると、102件、つまり、1/4を占めるのが、「インフルエンザA型」だ。これは予想外。

 私の Weber 絡みの記事などより、私自身のインフルエンザの罹患経過報告書のほうがよほど、世のため人のためになっているということなのだろう。ま、当然と納得。

 ついでに。我が尊敬する barl karth師から、インフルエンザの語源についてお尋ねがあった。どこかで読んだことがあると思ったので、調べたら下記の国立感染症研究所感染症情報センターのサイトにあった。ご参考まで。

感染症の話 [インフルエンザ]
 「インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。流行が周期的に現われてくるところから、16世紀のイタリアの占星家たちはこれを星や寒気の影響(influence)によるものと考え、これがインフルエンザの語源であると言われている。インフルエンザは、いまだ人類に残されている最大級の疫病である。」

 ついでのついで。我が偉大なる Max Weber が天に召されたのが、1920年。直接の原因は医者の誤診によって、肺炎を単なる風邪とされたことらしい。ただ、スペイン風邪の流行が1918年~1919年。青壮年の被害が中心で、直接の死因は肺炎だというところからみると、ひょっとして Weber の死はこれと関連があるか? 当時のWienにスペイン風邪のぶり返しとその小流行があったかも知れないと思ったりもする。

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