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2009年8月

2009年8月30日 (日)

本田圭佑(20090829)、1アシスト(追記・改題「残念ながらノーゴール」)

速報のみ。

NEC戦、引き分け。1-1。

カラブロによるゴール(32分)で先制するも、56分に同点とされ、本田5試合連続ゴールならず。VVVは5試合連続ドロー。

追記(20090902)

アシストと、同点にされた場面の動画は下記。

YouTube - NEC(1 - 1) VVV 2009 ALL GOALS

アシストの場面は、本人も言っていたが、自分で狙ってもよい状況。開幕5戦連続ゴールがかかっていたこと、またDFの寄せに対して、ゴールへ一歩先行していたわけだから、カラブロへのショート・クロスをおとりに使って、自分でシュートにいくべきだったような気がする。ゴールに対して左サイドを縦に走っていたから、利き足の左も使えたし。少し残念。

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2009年8月25日 (火)

オブジェクトとしてのデモクラシー (Democracy as an object)

 デモクラシーを列島史の中で生起した生政治(Bio-politics)の一部として議論するとき、批判的な文脈で言及されることが多い。

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福沢諭吉の人民「胡蝶」論(1879年)

試(こころみ)に彼の胡蝶(こちよう)を見よ。その芋虫(いもむし)たるときは之を御(ぎよ)すること甚(はなは)だ易(やす)し、指以(もつ)て撮(つ ま)むべし、箸以て挟むべし、或はその醜を悪(にく)めば足以て踏殺(ふみころ)すも可なりと雖ども、一旦蝶化(ちようか)するに至ては翻々(へんぺん) 飛揚して復(ま)た人の手足に掛らず、花に戯れ枝に舞い意気揚々として恰(あたか)も塵間(じんかん)の人物を蔑視愚〔弄〕哢するが如(ごと)くなれど も、羽翼(うよく)既(すで)に成る、之を如何(いかん)ともすべからず、指以て撮むべからざるなり、箸以て挟むべからざるなり。

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2009年8月24日 (月)

本田圭佑(20090822)1ゴール

 書く気はあまりなかったのだが、試合の見て多少感じたこともあるので、書いておくことにする。

YouTube - VVV - フローニンゲン 本田圭佑 フリーキックを決める! Keisuke Honda

YouTube - VVV - フローニンゲン 本田圭佑 後半ラスト20分のハイライト

2009年8月22日(土)、FCフローニンゲン戦。

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2009年8月22日 (土)

日本サッカー、ゴール欠乏症の根源(3)

 スペイン人からも、イタリア人からも同じような指摘を受ける、日本のユース年代のフットボーラーたち。テクニックじゃなくて、ハート(志向性)の問題だってさ。さぁーて困りましたな。いい知恵はないもんか?

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2009年8月21日 (金)

坂野潤治『日本憲政史』東京大学出版会(2008年)

■内容に関して
 簡単な見通しを得たい方は、後に掲げる書評1)を、ここ数年矢継ぎ早に出ている坂野氏の他の著作と関連させながら、詳しく辿りたい方は、2)をご覧戴きたい。

■なにゆえ「憲政史」?
「本書では、憲法起草運動と国会開設運動、解釈改憲論(天皇機関説)と普通選挙運動(民本主義)の双方を含んだものとして「日本憲政史」を定義したい。」
本書、序章、p.6

 書名を換言するなら、「近代日本における民主制 democracy の発達」か。

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2009年8月17日 (月)

アスベストを守る、この責任力!! 麻生太郎

麻生セメント副社長だった「ケツの穴」内閣総理大臣。100%子会社の撒き散らした、アスベストには知らぬ存ぜぬ、で白を切り通す。

○麻生国務大臣 済みません、二十五年前、全然記憶が正直確かじゃありませんので、何とも答えようがないというのが正直なところです。

上記記事を含む、一連の麻生記事は下記のカテゴリーをご覧あれ。

カテゴリー「麻生太郎

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本田圭佑(20090816)1アシスト、1ゴール

UTR - VVV 本田圭佑 強烈ミドルシュート! & アシスト Keisuke Honda

 久しぶりのサッカーネタ。

1)1アシスト(3分)
 アウェーのユトレヒト戦。開始3分。ユトレヒトは前がかり。自陣からこぼれて来るボールを中盤から拾いにいく本田。相手選手もアプローチしてくるが、トラップするように見せかけて、ノータッチでやり過ごし、すぐターン。これで一人抜き去る。と同時に、VVVの両サイドも動き出し、センターラインから15メートルの幅で、ユトレヒトDF3人、VVV4人を作る。これでは、相手DFもセンターのカラブロだけでなく、両サイドもケアせざるを得ない。

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2009年8月12日 (水)

青木美智男『日本文化の原型』(全集 日本の歴史 別巻)小学館、2009年

 本書の内容を要約するなら、こうなるだろう。

 庶民階層が享受可能となった、生活の潤いとしての様々な文化資源(アイテムや装置)とそれを取り込んだ生活様式を「文化」と呼ぶならば、現代日本文化の原型は、江戸時代、とりわけ、19世紀前半の化政期、天保期にあり、その再検討、再評価を通じて、江戸時代暗黒史観に異議を唱える。

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2009年8月 3日 (月)

列島におけるデモクラシーの出現

「第二は、1866(慶応2)年、第二次長州征伐とともに未曾有の米価高騰の事態となり、いわゆる世直し状況下に突入する問題である。この場合、在地での豪農商層による爆発阻止の必死の調整努力がうまく機能しなかった地帯において世直し一揆が展開したのであるが、一揆が展開した地帯にしろ、展開するにいたらなかっ地域たにしろ、内包していた問題(民衆の下からの恐るべき圧力)は同一であり、全国の豪農商層は、この段階で、幕府の国内統治能力に見切りをつけたと、筆者は考えている。」 宮地正人「総論」、維新変革と日本、シリーズ日本近現代史1、岩波書店(1993年)、P.12

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