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2011年9月25日 (日)

世界金融不安とfootball

 ギリシア国債のデフォルト(債務不履行)が迫っている。そして、ギリシアの銀行は当然ギリシア国債を保有している。また、EUの銀行も、ギリシア国債を購入している。ということは、ギリシア国債のデフォルトは、EUの銀行を軒並み倒産させる可能性を持っているということだ。次は、スペイン?、ポルトガル?、イタリア?と噂されている。当然、国際金融の中心シティを有するUKも無傷ではあり得ない。

 こうしてみると、財政危機+金融危機になりそうなのは、footballの強力なプロリーグのあるとこばかり。リーガ、セリエA、プレミア、・・・。その国の金融市場が機能不全になろうというときに、そこのプロフェッショナル・スポーツ・リーグがなんとも無い、ということは無論ない。

 スター・プレーヤーの移籍にウン十億円という巨額のマネーが動くことが当たり前でなくなる日も遠くはあるまい。さしずめ、巨額のマネーをそのブランドで右から左に動かしている、Manchester City、Real Madrid、などは、その余波の直撃を受けることはかなり確実と思われる。たとえ、オイルマネーがその資金源だとしても、その莫大なオイル・マネーの投資先がEUであり、そのひとつに、football club があるのだから。プラティニがFFPを急ぐのも無理からぬことだと言えよう。

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