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2013年5月

2013年5月31日 (金)

hungryでfoolishな人の顔

 下記のエッセイが面白い。埋もれているのはもったいないので、ご紹介する次第。

 私自身は、著者のような活動人間ではないので、そのエッセイに感心はしつつも、「自分じゃぁできないかも」と思ったりもする。

Stay hungry, stay foolish:日経ビジネスオンライン

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2013年5月27日 (月)

Adolf Hitler: Man of the Year, 1938(Monday, Jan. 02, 1939- TIME)

 1939年1月2日のTIME誌の表紙を、マン・オブ・ザイヤー(1938年)として飾ったのは、アドルフ・ヒットラーだった。下記。

39102hitlertime

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2013年5月20日 (月)

身分と労働 Status and Labor

 以前、このブログで身分関連の記事を4つ書いた。

1)身分再考
2)身分再考(2)
3)人には生まれながらに尊卑の別がある
4)人には生まれながらに尊卑の別がある(2)

 そこで抜け落ちている大事な議論がある。《労働》である。


■枕草子【御乳母の大輔の命婦】 ~第二百四十段

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2013年5月19日 (日)

未踏の江戸時代(2)

 前回、未踏の江戸時代 でご紹介しました、中野三敏氏の「和本リテラシー」関連の、日本記者クラブでの講演(100分)が Youtube ありました。

 だいたい同工異曲ですが、よりわかりやすくなっていますし、興味深いエピソードもありますので、こちらのほうがお薦めかと思い投稿します。

中野三敏・九州大学名誉教授 2012.8.20 - YouTube


■あるエピソード

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ポアンカレ『科学と仮説』岩波文庫(1985年) Jules-Henri Poincaré, La Science et l’hypothèse(1902)

Henri_poincar2
 科学哲学の古典中の古典である。

■良薬口に苦し
 ただし、この世の中にある言説のうちで、得体の知れない宗教や怪しげな哲学議論とは異なり、《実証的》な自然科学や摩天楼のような数学体系だけを《真理》だと思い込んでいる(思い込まされている)人々には、少し苦い薬かもしれない。

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2013年5月17日 (金)

リマの江戸人(2)

 当ブログ記事と関連の深い興味深いニュースが数日前に流れたので、備忘録として書き留めておくことにする。

当ブログ関連記事2点
リマの江戸人
サルミ・テルマ・カクセイ

そして、上記関連ニュースが以下。

「日本人奴隷」3人、メキシコに…安土桃山時代 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 安土桃山時代末の1597年、日本人が「奴隷」としてメキシコに渡っていたことがわかった。

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2013年5月16日 (木)

市川伸一氏の「学習動機の二要因モデル」

 以前、弊ブログ記事で、市川伸一氏の著作に関して書いたことがある。その際、畏友足踏堂氏から学習動機に関してコメントを戴いていた。

 その後、当方の関心が遠くなってしまい、なんら敷衍できていなかったのだが、ひょんなことから、市川伸一氏には「学習動機の二要因モデル」という優れたモデルがあることを知ったので、このブログ上でのご報告義務があろうかと思い、記事化しておこうと思う。

 おあつらえ向きに、この理論に関して市川氏ご本人に、経営学者がその誕生の経緯をインタビューした文書がネット上にあったので、まずご紹介する。
   実践的な「学習動機の二要因モデル」理論とその誕生まで

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2013年5月14日 (火)

中野三敏『江戸文化再考:これからの近代を創るために』笠間書院(2012)

■中野三敏氏関連
 著者は近世文学研究の泰斗。すでに本ブログでも関連記事を数編書いている。

近世文化の最盛期としての18世紀徳川日本
徳川前期の「文明開化」
未踏の江戸時代
未踏の江戸時代(2)

 本書の元になったのは、著者が平成22年の秋、東京・立川の国文学研究資料館で行った5回の講演記録。

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2013年5月13日 (月)

未踏の江戸時代

  福沢諭吉が大嫌い、坂本竜馬が大嫌い、という、国文学者・中野三敏氏の講演(約110分)がYouTubeで視聴可能です。

和本リテラシーの回復を願って - YouTube

 非常に興味深い内容となっています。
 この講演から知れる、一つの驚愕すべき事実を挙げておきます。

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2013年5月10日 (金)

いまや専門家の主張ほど信じられなくなった

 表題は、ある自然科学畑の誠実で有能な研究者が搾り出した呻きだ。下記。

このすばらしき利益相反パラダイス  - 代替案のための弁証法的空間

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2013年5月 5日 (日)

森恵のカバーアルバム(試聴サイトを追加13/05/06)

 森恵のカバーアルバムが出た。 

 ただ、これが書籍扱いで、主婦の友社から出ているため、CDショップというより、書店のほうが入手しやすいようだ。現にamazonでも検索で引っかかるのは、「ミュージック」ではなく「本」で検索した場合。皆様、ご注意めされよ。

Megumi Mori Soul Song's BOOK Re:Make 1 (2013) [CD]

下記に収録曲を記そう。ご参考まで。

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2013年5月 4日 (土)

「競争」は魔法の杖ではない

自滅する生命科学:研究資金配分が誘導する研究コミュニティの崩壊 読書の記録/ウェブリブログ

 「馬鹿の一つ覚え」という俚諺がある。最近よく耳に入るのは、「TPP」「改憲」か。ここに「競争」なる言葉があるが、これも近時の「馬鹿の一つ覚え」の口だろう。「競争」さえ導入すれば、環境を「競争的」にさえすれば、より「効率的」になる、より「うまく」いく。これでは、呪文と同じだ。

 こうなってくると、「競争」にプラスの効果があるとしても、「競争(的)」という表現を使えば「善」となるくらいまでに行き着く。自然科学研究の現場でのレ・ミゼラブルな状況について、上記をご覧あれ。

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ももいろクローバーZ 『 5TH DIMENSION 』 (2013)

 新収録の楽曲はかなりの割合でロック色(いわゆるプログレ)濃厚。無論、アイドル歌謡路線のものもあり。

 ご関心のある向きに、ご参考まで私にわかる範囲で楽曲毎に簡単な注釈を施しておこう。

ロック色の濃いもの(R)、アイドル歌謡色のもの(I)と記号を振っておく。

ももいろクローバーZ 『 5TH DIMENSION 』 (2013)

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2013年5月 3日 (金)

Carl Orff, Carmina Burana (1936)

 カール・オルフ(Carl Orff 1895-1982)は、ミュンヘン出身のドイツの特異な作曲家。

 その特異さは、18歳で義太夫狂言『菅原伝授手習鑑』の「四段寺子屋」をオペラ化した、Gisei 犠牲 ("Das Opfer“1913)を作っていることからも如実に伺われる。

 そのカール・オルフの名を一躍、ヨーロッパ中に知らしめたのが、 Carmina Burana (1936)。

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2013年5月 2日 (木)

2013UEFA CL Semi-finalバルサ惨敗に思う

 2013年のUEFA/CLの5月25日の決勝は、ブンデスリーガの1位と2位の対決となった。

Aggregate    Real Madrid 3 - 4 Dortmund
Aggregate    Barcelona   0 - 7 Bayern

 ドルのレヴァンドフスキの1stlegでのレアル相手の4得点にも度肝を抜かれたが、バルサの通算0対7という結果には正直魂消た。

 これらのゲームに関する戦術的分析は、例えば下記サイトの特集記事をご覧戴ければいいだろう。

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