金木犀
駅までの通り道を毎日20分弱くらいかけて歩いている。先週あたりから、時々風に運ばれてなんとも言えない甘い香りが鼻をつく。金木犀だ。
この甘い香り。とても好きだ。密集して咲いていたりすると、空気のかわりにその香りを吸っている錯覚に陥る。むせかえる程。
その花言葉の中に「初恋」というのがある。あの一種独特の強い甘さは、確かに「初恋」のような酩酊感をもたらすだろう。
ほんのしばらくの間に過ぎないだろうが、歩く楽しみが増えた。
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