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2014年2月27日 (木)

痺れる「オシムの提言」

いや~、オシム(元日本代表監督)さんのお言葉に痺れました。
こんなに明快で納得できるフットボール関連の言葉に久しぶりに触れたような気がする。
最近、海外日本人選手のニュースに失望することばかりだったので、本当に救われる発言だった。オシムさん、ありがとう。あなたの言葉には愛があります(涙)。

■香川真司について
「 マンチェスターUは優勝争いをしていた4、5年前とは違う。香川の加入はチームの若返り戦略の一環だったが、その後の補強はちぐはぐな印象を受ける。現代サッカーでは運動量やスピードがますます必要。規律あるコンパクトな組織プレー、コンビネーションの質も上がっている。そのために若い選手が必要で、香川が必要とされる日は必ず来る。ベンチにいるからといって、失うものはない。むしろ試合に出て勝てないでいる選手たちの方が消耗する。時々、代表戦でプレーして、自分が香川であることを忘れていないことを確認しておけば問題ない。」
【オシムの提言1】香川はマンUに残るべき 問題があるのではない ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

■本田圭佑について
「 本田は新聞もテレビも、勝っている時は天まで持ち上げて、負ければ酷評する。プロはそういう見方はしない。わたしは簡単には評価を変えない。本田にはミランのリーダーになれる潜在力があると言ったが、その見立てが正しければ、チームメートは本田を信頼し、頼りはじめているころだろう。選手たちは試合の時だけ集まってプレーするのではない。毎日練習するし、寝食を共にしている。本田はまだ若いが、責任感がありチームの中で果たすべき役割を果たしている。だからこそシードルフ監督も本田を信頼して起用しているのだ。試合に出ているというのはそういうことだ。」
【オシムの提言2】岡崎が新時代のFW、麻也の経験は日本の財産 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

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