一つの H.G.Wells 評
今からウン十年前に読んで、記憶の底に仕舞い込まれていました。ふと甦ったので、備忘として残すことにします。
「彼は知性の個性的相異を抹殺するのではなく、むしろそれを確認しながら、相異を組み合わせていくことで包括的世界概念を樹立しようというのである。ここには二十世紀の現実の真只中で「十八世紀的」啓蒙精神を持してたじろがぬ一人の思想家が立っている。」
丸山真男『日本の思想』1961年 (岩波新書)、P.122
〔参照〕下記の弊記事も参照。
In the Country of the Blind the One-Eyed Man is King.
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