新型コロナ(COVID-19)対策の基本的変更を表明したボリス・ジョンソン英国首相/ British Prime Minister Boris Johnson announces fundamental changes in the fight against the new Corona (COVID-19)
英国のボリス・ジョンソン首相が1月19日、新型コロナ(COVID-19)に関する政策の大幅に見直しを、英国下院において表明しました。UK政府公式サイト上のステートメントは下記です。
PM statement to the House of Commons on COVID-19: 19 January 2022 - GOV.UK
主な内容は、
1.コロナワクチン強制の廃止
2.接種旅券体制の廃止
3.屋内でのマスク義務の1月20日から解除
4.企業などの従業員に対するリモート勤務の強制の廃止
等、です。
これにより、コロナ対策の柱だった都市閉鎖とワクチン強制が終わり、英国民は事実上1月中には、接種せずマスクをしなくても取り締まられずに街に出て、ショッピングすることができることになります。
ステートメント中の注目すべき文言は、
"As Covid becomes endemic we will need to replace legal requirements with advice and guidance urging people with the virus to be careful and considerate of others."
「新型コロナがエンデミック(風土病)なるので、法的な義務に代わって、ウイルスに感染している人が他の人に気を配るように促すアドバイスやガイダンスが必要になってきます。」
つまり、新型コロナは(少なくとも)英国においては、パンデミック(疫病)からインフルエンザ等と同じレベルの流行病になった、と言う判断です。
我々としましては、日本政府の動きを注視しましょう。
※1 上記記事内容は、
「コロナ愚策をやめた英国」(田中宇の国際ニュース解説 )
からご教示頂きました。
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