心の扉の開き方/ How to open the door to the heart
「心の扉には取っては内側にしか付いていません。外側には取っ手がないのです。」P.12
「先生、俺たち能力はあるが学力がないだけなんだよ!だから、先生、俺たちに勉強教えてくれよ!」P.75
『ぼくに方程式を教えてください ー少年院の数学教室』集英社新書2022年3月
高橋一雄、瀬山士郎、村尾博司共著
◆目次◆
まえがき 高橋一雄
第一部 数学を学ぶ、非行少年の姿 高橋一雄
プロローグ 五十の瞳──突き刺す視線
第一章 少年院との出会い
第二章 少年院のさまざまな風景
第三章 私が出会った少年たち
第四章 調査・統計から見えてくる、少年たちの学力・学習に対する想い
第五章 入院少年が必要とする教科指導とは
第二部 矯正教育における数学教育の意義 瀬山士郎
第一章 矯正教育との出会い
第二章 数学を学ぶということ
第三章 数学教育が矯正教育でできること
第三部 「矯正教育の意義」および「少年の姿と現場の苦悩」 村尾博司
第一章 少年院とは
第二章 少年院でどういった教育がなされているか
第三章 教科指導における数学教育の取り組みとその意義
第四章 少年院における基礎学力の現在地とその行方
あとがき 村尾博司
◆著者略歴◆
◆高橋一雄(たかはし かずお)
1961年生まれ。数学指導者。 1994年、東京学芸大学教育学部自然環境科学専攻、生命科学専修卒業。2020年、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。『もう一度高校数学』(日本実業出版社)、『大人のための やりなおし中学数学 一日一題、書き込み式』(光文社新書)など、学び直しの著書多数。
◆瀬山士郎(せやま しろう)
1946年生まれ。数学専攻。専門はトポロジー・数学教育学。1970年、東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了、2011年、群馬大学教育学部定年退職。著書『トポロジー:柔らかい幾何学』(日本評論社)、『数学 想像力の科学』(岩波科学ライブラリー)、『ぐにゃぐにゃ世界の冒険』(福音館書店)など多数。
◆村尾博司(むらお ひろし)1959年生まれ。北海道大学教育学部教育行政学専攻、1982年卒業。1983年、多摩少年院法務教官を拝命、赤城、沖縄、盛岡少年院長歴任後、2019年定年退職。現在更生保護施設職員として勤務。『犯罪心理臨床』(金剛出版)他、共同執筆で被害者の視点を取り入れた非行少年への処遇論を展開。
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コメント
瀬山士郎さんは、ほぼわたしと同世代の数学者。懐かしい名前です。こんな方面でも活躍されていると知り、うれしくなりました。
ぜひ、読んだあとの感想や内容紹介を投稿してください。
投稿: 塩沢由典 | 2022年5月 5日 (木) 23時28分