NYカフェで山下達郎/フレンチDJは竹内まりあがお好き
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※野宮真貴、好きなんですよ、実は私。ということで、いささか趣味に走りました。ご容赦。
それにしても、日本の女性アーティストの力は端倪すべからざるものがあります。百人一首の女性歌人は21名。勅撰和歌集の一つ、「後撰和歌集」(955年?)には約三分の一が女性の手になります。かつてのヤマハ・ポプコンは、中島みゆきの出身で有名ですが、おそらくグランプリ受賞者の三分の二は女性ではないかと・・・(ちゃんと数えていませんが)。「妹の力」恐るべし、です。
はっぴいえんど・大瀧詠一 世界で沸騰、シティ・ポップ: 日本経済新聞
* 例えば、ニューヨークのカフェに入ったら山下達郎がかかっていて、店主も客も米国人であったとか、フランス人DJが竹内まりやの曲が大好きでよく使うとか、NightTempoという韓国人DJがロサンゼルスで泰葉の「フライディ・チャイナタウン」(81年)をかけると、会場を埋めた米国人観客が日本語で合唱、といった具合。世界で大ブレイク中のK-POPほど熱くはないが、現実に外国で静かに流行していることは間違いない。
* そんなシティ・ポップ流行の起爆となった曲は、_松原みきの「真夜中のドア」(79年)_だ。発売から40年あまりたち、突然のように世界的にサブスクリプションのチャートを駆け上がった。_サブスクリプションのSpotifyで10月現在、約1億6千万再生。_ビートルズで一番に再生されている_「ヒア・カムズ・ザ・サン」が8億8千万_だからヒットとしてはかなりイイ線いっていることが分かる。
渋谷系の女王・野宮真貴 「いかに人と違うことするか」: 日本経済新聞
* ピチカート・ファイヴなどで活躍した歌手の野宮真貴(62)がデビュー40周年を迎えた。「1980年代のポップスは海外への憧れの投影。90年代は東京発が最も格好良かった」と語る。
81年にソロ歌手としてデビューし、ポータブル・ロックというバンドでも活動した。世間の注目を集めるのは小西康陽率いるピチカート・ファイヴに加入した90年以降のことだ。
「渋谷系の女王」。90年代半ばには、そう呼ばれていた。ピチカートはオリジナル・ラヴや小沢健二、カヒミ・カリィらと並ぶ「渋谷系」の代表だった。
「渋谷系は音楽のジャンルの呼称ではありません。過去の隠れた名曲を掘り起こし、自分たちの音として再構築して発表する。そんな志向を持つ表現者が渋谷系と呼ばれていました」
渋谷系のアーティストが好んで参照したのがフィル・スペクターやセルジュ・ゲンスブールら、60年代の海外の音楽家だった。
一方、近年は海外の若い世代を中心に、日本の80年代のシティポップが再評価されている。「私たちが60年代の音楽を発掘したように、海外の若者が80年代の日本の音楽を面白がっている。共通点を感じます」
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