河津桜
上記看板、文中の「緋寒桜」とは、
バラ科の落葉小高木。沖縄、台湾、中国南部に自生し、暖地に観賞用として栽植される。高さ六~七メートル。葉は長さ約一〇センチメートルの楕円形で、縁に二重の鋸歯(きょし)がある。三月初旬頃から、葉に先だって緋紅色の花が下向きに咲く。花弁は半開して鐘状となる。ひざくら。かんひざくら。がんじつざくら。学名はPrunus campanulata 《季・冬》
『小学館日本国語大辞典』より
だそうです。中国/沖縄原産とは少しびっくり。
「大島桜」とは、
バラ科の落葉高木。伊豆諸島、伊豆半島南部、房総半島に生え、各地で栽植される。高さ三~一〇メートル。ヤマザクラの近縁種だが、葉は縁にとげ状のするどい鋸歯(きょし)がある。花は径三~四センチメートルで、白または淡紅色。各地で観賞用に栽植されるほか、新葉は桜餠など和菓子をくるむのに使う。学名はPrunus speciosa
『小学館日本国語大辞典』より
だそうです。桜餅の葉が大島桜とは知りませんでした。
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