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2024年11月

2024年11月29日 (金)

Universal Declaration of Human Rights (1948)/世界人権宣言

Universal Declaration of Human Rights
世界人権宣言

Adopted and proclaimed by General Assembly
resolution 217A (III) of 10 December 1948
総会決議 第217AIII)号(19481210日)により採択・宣言

※Source
Original text MOFA: Universal Declaration of Human Right
日本語訳 世界人権宣言テキスト | 国連広報センター

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2024年11月28日 (木)

薔薇戦争と中世イングランドのメリトクラシー/The War of the Roses and the Meritocracy of Medieval England

Liah Greenfeld の議論で、反論にさらされることが多いのは、中世イングランドにおいて「nationalism」が誕生し、それが後に人類社会の「近代化」をもたらした、という点、就中、15Cイングランドに「ナショナリズム」が誕生した、という史実解釈でしょう。そこでの彼女の論点は端的にいって、「薔薇戦争 1455~1487」が結果的に中世イングランド貴族社会を一掃したため、その人材穴埋めとして下賤の輩(people)たちに、イングランド王から pick up される機会(垂直的流動性)が生まれた、ということになります。それを、従来の歴史学では、王権が貴族を排して中央集権化を図った、とするのですが、Greenfeld は、新貴族となった「赤い血の貴族(=元 people)」の《自己了解 für sich selbst verstehen》or 《世界解釈 Weltdeutung》として歴史的に生成された、people の認識枠組みが《nationalism》だと再定義した訳です。その妥当性をチェックする一環としてChatGPTに以下の質問をし、下記の回答を得ましたので供します。ご参考になれば幸甚です。素晴らしい出来だと私は評価します。

◆問
「薔薇戦争(Wars of the Roses, 1455-1487)が、中世イングランド社会において、meritocracy の誕生、あるいは定着に関して、肯定的な影響を与えたか、否か、評価してください。また、薔薇戦争(Wars of the Roses)が、中世イングランド社会において、meritocracy の定着に肯定的な影響を与えたとする論者を教えてください。」

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2024年11月22日 (金)

「資本主義」の歴史的起源/ The Historical Origins of “Capitalism”

ChatGPTに2つの質問をしました。Q1は、「資本主義」語彙の起源を、5か国語(英、独、仏、伊、西)で調べること。Q2は、オランダ語の「資本主義」語彙の起源です。下記、ご参考になれば幸甚です。

Q1
下記の語彙の、歴史上の初出の文献をおしえてください。
Capitalism(英語)
Kapitalismus(ドイツ語)
capitalisme(フランス語)
capitalismo(イタリア語)
capitalismo(スペイン語)

Q2
下記の語彙は、19世紀に使用が始まった、とChatGPTから回答をもらいました。19世紀の、その文献名を特定してください。文献名のオランダ語表記とその日本語訳でおねがいします。
kapitalisme(オランダ語)

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2024年11月21日 (木)

「ナショナリズム」の起源/ The Origin of “Nationalism”

以下の質問をChatGPTに実行し、下記の回答を得ました。
閲覧して頂く方にご参考になれば幸いです。


下記の語彙の、歴史上の初出の文献をおしえてください。
Nationalism(英語)
Nationalismus(ドイツ語)
nationalisme(フランス語)
nazionalismo(イタリア語)
nacionalismo(スペイン語)

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2024年11月19日 (火)

20世紀におけるドイツ「概念史」とアメリカ「観念史」の思想史的比較 / A historical comparison of the German “Begriffsgeschichte” and American “History of Ideas”of the 20th century

以下の質問をChatGPTに実行し、下記の回答を得ました。こういった問題設定をあまり見かけたことが無いので、ご参考になれば幸甚です。


「20世紀における、ドイツの Begriffsgeschichte(概念史) グループと、米国の History of Ideas(観念史) グループの知的交流の有無、そして、相似点と相違点、21世紀から見た思想史学上のそれぞれの評価をおしえてください。」

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2024年11月11日 (月)

Thede Skocpol vs. Liah Greenfeld

ChatGPTに、下記の質問をし、回答を得ました。優れている回答と判断しましたので、弊ブログに転載します。


「Liah Greenfeld(歴史社会学者, Boston University)の Nationalism 理論に対する、Thede Skocpol(歴史社会学者, Harvad University)による、評価と批判を教えてください。」

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2024年11月10日 (日)

「産業革命」の起源(2)/ The origins of the ‘Industrial Revolution’(2)

塩沢先生
コメントと興味深い記事のご紹介ありがとうございます。

見はるかすかぎり、風車が林立している農村、などというのは、壮観かつ何か心躍るものがありますね。

※参照 ´Fryslan boppe´. An in-depth inspirational analysis of work rewarded with the 2024 Riksbank prize in economic sciences. | Real-World Economics Review Blog

ご紹介の記事の著者のいうように、'to mechanize production processes' を「産業革命」の核心とするならば、この史実は「産業革命」と言うに値します。

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2024年11月 8日 (金)

「産業革命」の起源(1)/ The origins of the ‘Industrial Revolution’(1)

ChatGPTに以下の質問をし、下記の回答を得ました。閲覧される方の参考になれば幸甚です。

◆問い
「18世紀後半のイングランド England の綿紡績業、綿織物業で、産業革命 Industrial Revolution が始まり、それが、米国を含む西欧主権国家群の競争心を刺激して、西欧世界に燎原の火のように広がり、19世紀中には西欧世界全体が都市型の産業社会に変貌しました。
 しかし、中世後半から、18世紀半ばまで、イングランドのリーディング・インダストリーは、毛織物工業でした。対西欧貿易においても、競争力の強い産業は毛織物工業でした。原料の羊毛は良質のものをイングランド自身が産出するのですから、ある意味当然です。しかしながら、18世紀後半の産業革命は、イングランドにとって輸入原材料である原綿を主な投入財とする、綿工業で起きたのが歴史的事実です。
 なぜ、イングランドの産業革命が、旧来の主力産業である毛織物工業からスタートせず、イングランドにとって新興である綿工業から始まったのか。21世紀の西欧経済史学の水準に基づいて、説明してください。」

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