Adoのベストアドバム(2025.4.9)
DISC 1 Disc 2
01. うっせぇわ 01. 初夏
02. 阿修羅ちゃん 02. Hello Signals
03. 夜のピエロ 03. 逆光
04. クラクラ 04. リベリオン
05. ショコラカタブラ 05. MIRROR
06. unravel 06. アタシは問題作
07. 私は最強 07. 行方知れず
08. ウタカタララバイ 08. 愛して愛して愛して
09. マザーランド 09. Tot Musica
10. 向日葵 10. DIGNITY
11. 新時代 11. 会いたくて
12. ギラギラ 12. エルフ
13. ルル 13. 永遠のあくる日
14. Episode X 14. レディメイド
15. FREEDOM 15. ラッキー・ブルート
16. ロックスター 16. 過学習
17. 唱 17. オールナイトレディオ
18. いばら 18. わたしに花束
19. Value 19. 踊
20. 心という名の不可解 20. 桜日和とタイムマシン(with 初音ミク)
◆My heavy rotation playlist
2-10. Dignity
2-11. 会いたくて
2-12. エルフ
2-13. 永遠のあくる日
2-18. わたしに花束
※詞が少し過激、がなり声、妙に節回しがある、etc. といった印象で、年配の方には遠ざけられそうな Ado。私も実はそうでした。ものは試しで、全40曲を聴いてみました。う~む。この40曲は、Disc2-1「初夏」を除くと、全ての詞曲とも提供された作品です。つまり、Adoさんも自分で言うように、彼女は基本的に「歌い手」さんです。そして、このバラエティに富んだ40曲をすべて自分の歌にしています。すべてに「Ado印」が押されている。これはスゴいことだと思います。
二十歳を少し超えた若い歌手が楽々と歌っている、ように聞こえました。半世紀前の日本の歌謡曲シーンではよくありました。1957年の紅白歌合戦の紅組トリを飾ったのは弱冠二十歳の美空ひばりでしたし、1961年「コーヒールンバ」1962年「アカシヤの雨がやむとき」と2年立て続けに、曲調が異なる難しい曲をメガヒットにした頃の西田佐知子は22歳でした。
多分、Adoさんは上記の40曲をすべて意識的に(計算して)歌い分けていると思われます。「がなり」も「節回し」も「裏声」も、すべて彼女の歌のテクニックの一部です。歌詞を聴きとりたい私としては、そのクリアな口跡も素晴らしい。自らの姿を公開しないことは、「歌い手」しての、そういう矜持であるでしょう。ただ、その偽悪的な姿勢とも通じて、彼女の性分、たぶん含羞では、と憶測します。現代日本で最も勢いがあり、最もうまい、「歌い手」。これが私のAdo評価です。
◆2-10. Dignity
◆2-11. 会いたくて
◆2-12. エルフ
◆2-13. 永遠のあくる日
◆2-18. わたしに花束
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