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2026年5月30日 (土)

ひとは《生》を前向きに生きながら、《意味》を後ろ向きに生成し続ける/Meaning remains open backward from the future

homo sapiens は、10万年前から5万年前にかけて言語を発明したと考えられています。

その発明は、人類の文明を根本的に駆動しました。なにしろ、地球史的にはあっという間に、全地球的なコンピュータ・ネットワーク、続いて生成AIを手にしたのですから。人類は、《言語誕生》以降、急激に文明を発達させ、素晴らしく快適な生活環境を構築してきています。しかし、その一方で、人間の外側にある環境問題を深刻化させ、人間の内側にある精神を蝕んでもきました。

ひとは言語によって《生》を失ったのではありませんが、《生》をそのまま生きることが難しくなりました。《言語誕生》以後、人間は《意味》を経由してしか《生》に触れられない動物となったからです。

しかし、言語の《意味》は、行為に先立って与えられるものではありません。《生》は前向きに遂行され、《意味》は後ろ向きに生成する。人間の《生》きたいという努力は、世界に痕跡を残し、その痕跡が後から言葉の line 上で context を与えられます。

だから、こうして人間の生は、つねに《意味》の履歴として、遡及的に書き換えられ続けられるのです。

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