金木犀と総選挙/ fragrant olive and the general election
裏山の径をのぼりて木犀の香を嗅ぐころぞ秋はれわたる (斎藤茂吉)
ようやく秋らしくなりました。この季節になると、駅へ向かう途中で、甘い香りが立ち込めるな、と気づくと、そこだけぱっと橙色であかるくなる生垣があります。金木犀です。甘く、くるおしく薫ります。私の、秋を実感するひと時です。
無粋な話題で恐縮ですが、散歩ついでに、衆議院選挙の期日前投票も済ませてきました。国民の権利を行使した、というより、少しだけ義務を果たした感がありますね。
※この花にまつわる文化史的なことは下記記事をご参照されたし。
金木犀(キンモクセイ)/Osmanthus fragrans var. aurantiacus: 本に溺れたい
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